薬擬語り*挨拶 兼 序章

 閲覧ありがとうございます。のきのと申します。
 基本的にはTwitter(ID:@Nokn55)で活動してますゆえ、noteは初めての投稿になります。どうぞお手柔らかに。

 さて。このnoteでは、主に私がTwitterでたまに垂れ流している向精神薬擬人化(以下、略して薬擬とします)のキャラクター達の設定や関係性などについて語っていきます。色々と専門用語的なものも出てきますが、なるべく咀嚼してお伝えする所存です。合ってるかどうかは不明です、信じるか信じないかはあなた次第。
(訂正箇所等あれば教えてください、できれば優しく教えてください)

 ざっくり説明でもしましょう。薬擬で取り扱う向精神薬(ちなみにマル向とも呼ばれます)ですが、大きく分けて5種類に分けられます。
・抗うつ薬
・抗精神薬
・抗不安薬
・睡眠薬(睡眠導入薬)
・その他
 こんな感じです。『その他』の項目に突っ込みたい人もいるかもしれませんが、まあ色々とあるんですよ……。
 現在、私が最初に擬人化したのがコンサータだったため、ADHD薬を中心に擬人化しています。描くのもこの辺の子達が多いです。気に入っているので。最初はADHD薬だけにしようと思っていたんですが、気づいたら連鎖的に全体を擬人化する流れになってしまいました。ヒェエエ、頭が追いつかねえ。おっけーGoogle、薬の知識を網羅できる薬は。

 擬人化、としておりますが、私の中では薬達は人の形をしているだけの人外です。意識は完全に薬ですし、体の中にも内臓はなく、もちろん性別もありません。(作中で「兄」とか「弟」とか言ったりしますが、特別な理由もない限りは男として統一していきます。例として、コンサータはリタリンを「姐さん」と呼んでいます)

 なんかぐだりそうなので、ここら辺で薬擬をするにあたって、私の気持ちや方針を書いておきます。ちょっと野暮ですけども。

 私は、もちろん薬擬のキャラに対してはめいっぱい愛を注ぎますが、薬自体に対しては特に良くも悪くも思っていません。が、飲まなくていいなら飲まない方がいいという気持ちです。要するに、誰彼構わず『薬を飲め! 薬で全て解決や!』という喧伝をしたいわけではないということです。
 私は、私の薬擬達を誰かが見て、薬に関する知識を少し増やしたり、印象を少し和らげたり、さらに欲を言えば、いま何か向精神薬を飲んでいる方が回復できるまで「もう少し頑張って飲み続けよう」と思っていただけたらと思っております。

 最後になりますが、向精神薬は、副作用も強く激しいですし、犯罪に使われてしまったり、誤った服用で人が亡くなったりすることもある、危険な薬でもあります。
 しかし、心の弱った人に少し力を与えてくれる、眠れない夜に少し隣にいてくれる、溢れそうな気持ちに少し蓋をしてくれる、そういった優しい薬でもあると、私は信じたいです。

 ここまで読んで頂きありがとうございました。
 皆様の日々が何mgか穏やかになりますように。
 それでは、お大事に〜!

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