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01.「Emeraldの過去作をレコード化」クラウドファンディングに寄せて-自己紹介と序文-

〜はじめに〜

 1月29日に公開されましたMayprill Recordsによるクラウドファンディング企画についての僕の思いを書き綴っています。

企画始動のずっと前から書き溜めたものなので、表現が少し尖っていたりもしますが、興味のある方は読んでみてください。最初は自己紹介です。

【自己紹介】

中野陽介(Emerald(Vo) / Maypril Records代表)

僕はEmeraldというバンドに参加をしています。
バンドではボーカルをしています。
名を中野陽介と言います。
自主レーベル「Maypril Records」の代表でもあります。
就職もしていましたが今は、企画/制作/映像編集/ソロ活動などをしながら、生計を立てています。
2001年頃からPaperBagLunchboxというロックバンドを結成し、2006年に東京のレーベルからデビュー。5年ほど都内でライブ活動や音源の発表を行ってきた経歴がありますが、解散後はEmerald1本で新しいメンバーとメンバー変わることなく活動しています。
前身バンドの復興と解散の顛末から、Emeraldに至るまでの経緯が記されているCINRAの記事が話題になったので、少しだけ脳裏に記憶のある方もいるかもしれません。少々胸の痛む内容ですが、こちらがミュージシャンとしての過去の中野の記録を遡る唯一の記事となります。昔のバンドの音源などはストリーミングにもありません。悲しいですが。黒歴史かというとそうでもなく、音楽は非常に良いと未だに思っています。

CINRA 「音楽を、やめた人と続けた人」https://www.cinra.net/column/pbl

Emerald (Since 2011)(左から)藤井健司(Mani.Cho)/高木陽(Dr)/藤井智之(Ba.Cho)/中野陽介(Vo.Gt)/中村龍人(Key)/磯野好孝(Gt)
https://emerald-info.tokyo/

Emeraldの音楽は、

「日本語の歌」を大事にしながら、R&Bやネオソウルなどのブラックミュージックの持つグルーヴをベーシックとした都市型のサウンドデザインを好むMade In Japanの音楽集団。

といったところでしょうか。

「Maypril records(メイプリルレコーズ)」はEmeraldの活動のために作られた自主レーベルで、僕の個人事業主としての登録もしています。まだWebサイトなどはありません。このnoteと僕のTwitterが情報発信源になります。

【はじめに】

【これまでのEmeraldを知ってほしい】

アーティスト自身がバンドの活動の為にクラウドファンディングというシステムやコミュニティを作ることが、「音楽」や「アーティストブランド」と交わった時の、どことない「いやらしさ」「ダサさ」のようなものを感じる方がいることを覚悟した上で、それでも「達成したいこと」、「支援をお願いしたいこと」がなんなのかをしっかり書いてみようと思います。クラウドファンディングのページにも記載しましたが、これは今までのEmeraldとこれからのEmeraldをみんなで楽しむ「お祭り」です。

これはレーベルオーナーの中野としての思いと、挑戦であり、所属アーティストとしてのEmeraldやバンドのボーカリストとして中野との間に少しだけ距離感のある状態で伝えられたらと思います。やや別人格かもしれません。Emeraldの音楽を、活動を伝えたいあまり、アーティストの自分の中にいるもう1人の人格が、耐えきれず飛び出したと考えていただけたら、納得がいく気がします笑。自分でも、少し驚いています。なので、純粋にEmeraldのファン、中野に興味ある、という人はもちろん、「アーティストはアーティストらしく社会活動しないでほしい」と、思う人も、読んで、聴いて、プロジェクトに参加してみて欲しいんです。

こうした活動はEmeraldの「音楽の魅力」「バンドの魅力」を伝えるための一つに過ぎないことが、わかっていただけるかと思います。

かなりの長文になってしまいますが、最後まで読んでいただいたければ、僕がこの方法を選んだ理由と、思いが何かしら伝わるのではないかと思います。何かが伝わった方は、是非ご参加、ご支援いただけると幸いです。もちろん、全くもって強制ではありません。読み物として、楽しんでいただくことができたなら、それも幸いです。文中に差し込まれる写真はmashikesoがとってくれたものです。

密かに応援してくれていた方も、いつもライブで見てる方も、アーティストの仲間も音楽業界の中の方も、「こんなバンドだったんだな」「こんな作品を作ってきたんだな」「えーまじで中野くん、クラウドファンディングやっちゃうんですか?」的な気持ちで読んでいただけたらとも思うのです。東京が活動のメインのEmeraldですが、全国の皆様、世界中に散らばる音楽好きの皆様に伝えられたら幸せです(日本語のみですが)。支援をいただいたり、コミュニティで意見や思いをいただき、レーベルに支援が集まることで、 Emeraldは今まで行けなかった場所で演奏したり、音楽を届けることもできるかもしれません。本期間中、中野のTwitterに最新の情報などを載せていきますので、気になる方はフォローしてみてください。僕の連絡先を知る方、ご意見や励まし、いつでも待ってます。

本プロジェクトで実現したいことはこんなことです。

①Emeraldの7年の活動で制作された5タイトル中の4タイトルをレコード化
②Emeraldの為のレーベル「Maypril Records」の活動を一緒に盛り上げる「Maypril Basement(仮)」というFacebookを使用した期間限定のクローズドなコミュニティの設立

プロジェクトの達成/未達成は従来のクラウドファンディングと違い、金額ではなく人数です。今回は100人です。しかしその人数は「定員」ではないので、好きなだけ、何人でも、入っていただくことができます。なんか面白そうだな、気になるなと言う理由で参加していただいていいものです。必ず課金をしなくてはいけないと言うものではないので、そちらは安心してください。また、活動を見ていく中で、「リターンを受け取って支援したい」と思えばプランを乗り換えることもできます。なので、気兼ねなく参加ボタンを押してみてください。キャンペーンの終了後、リターンの発送まで定期的に活動報告をしていきますし、こちらのnoteも更新していきます。又Facebookコミュニティは期間中も更新し続ける予定です。クラウドファンディングの中にはコミュニティやリターンには興味はないけれど、純粋な支援もできるコースも存在します。又、Facebookアカウントをお持ちでない方やコミュニティの参加はちょっとと言う方にも、ご参加いただけた方には丁寧に活動報告を送らせていただきます。

このプロジェクトについて、僕なりの信念と思いを伝えさせてください。 とりあえずやってみるというクラウドファンディングではなく、はっきりとした意志と未来への展望がある中でのプロジェクトであることが、伝われば嬉しいです。また、バンドはこれからも、音楽集団として、最高のライブと楽曲を作り続けます。彼らは中野個人が行うこうした活動に、少し距離をおきつつ、今も新しい楽曲をつくっています。レーベル代表として、僕はこれまでのEmeraldの活動や楽曲を知ってもらいたい。それだけであり、音楽の世界で日夜働く方々、ひいてはその中で活躍するアーティストや裏方の方々を非難したりするものでは全くありません。むしろ、そうした方々にも、僕たちを知ってもらいたい。これからより良い音楽を発信し続けていく為の情報を交換し合いたいです。

この後のDiscographyは、これまでのEmeraldの活動の実態を網羅したテキストにもなっていますし、読むごとに深まるプロジェクトに対する「?」にも、答えられる内容になっています。

どんな活動をしてきたの
なぜクラウドファンディングなのか?
なぜレコードなのか?
なぜコミュニティが必要なのか?

そうしたことを書いていきます。

まずはEmeraldの7年の活動を作品ベースで振り返ります。

02.Emerald's Discography」へ(リンク)

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【noteのサポート機能について】
このnoteではサポート機能を使ってレーベル代表中野に直接支援を送ることができます。もしも支援をいただけた場合は、レーベル運営、主にバンドやレーベルのインフラ面の充実に使用させていただきます。しかしながら、プロジェクト期間中は、可能な限り、Muevoからの支援が嬉しいです。

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