Emerald_レーベルロゴ

Maypril Recordsの名前の由来と代表になった理由

こんにちは。
今日は「Maypril Records(メイプリル・レコーズ)」の名前の由来について書こうかなと思う。

実はこのレーベルは1st EPの「This World ep」の頃からあるのです。
とにかく曲ができて、出したいと思った時に、僕らにはサポートしてくれるレーベルがなかったので、自分たちで作ろうとなって、急いで作ったわけですね。自主レーベルとは名ばかりのものだけど、新しく立ち上がったバンドの自主レーベルというDIYな響きにワクワクしたのを覚えてる。まさかそのまま7年も活動するとは思わなかった。

改めてこのレーベルの名前について考えると、単純に

4月-April (エイプリル)
5月-May (メイ)

の合体なのだけど。

Maple(メイプル)

の意味も入ってる。
なんか可愛い。
木から一滴一滴採取できる甘くて美味しい樹液。
そんなニュアンスも手伝ってる。

4月に僕の前バンドの解散が発表され、
その日にはもうEmeraldはなんとなく始まっていた。
5月には定期的に集まって曲作りなんかをしてた。

そして6月にバンドはバンド名を定めた。
何か始まりの意味を込めたかったのだと思う。
バンド名が決まる前、まだ誰からも知られることもない時代に、僕らの本質が詰まっていて、始まりが詰まっているというロマンチシズムで。どうにも好きなんです。オーガニックで滋味深いメイプルシロップよろしく、何にかけてもなんともたまらない美味しさを味わえるという意味合いもある。

バンドは本当に徐々に知られていくようにもなるのだけど、本当にじわじわながら、不思議な経緯で大きなオファーをいただいたりすることも増えた。収益がちょいちょい源泉徴収で引かれてしまうのが悔しくて、Recやライブの請求管理などを取りまとめられるように、僕が個人事業主登録をして、青色申告をするようになったのが2年前だ。

僕がフリーになったのをきっかけに、色々考えて、レーベルの名前と、代表としての自分を表に出す決断をしたわけです。メンバーにも理解してもらえて、嬉しかった、、。本当に。

というのも、バンドメンバーとしての自分とは違う、社会性のある場所が、会社をやめてフリーになった僕にはなかったので、一つ肩書きをいただいてですね、そこを軸に自分の新しい社会性を磨けないかと考えたわけです。

自分個人でバンドから切り離してやっていく活動も考えたのだけど、自分の軸になっていたEmeraldという場所、そこにいた自分を切り離して活動する自分を想像した時、全然面白いイメージができなかったのと、それがもし上手く行った時、バンドに割く時間がなくなってしまったら、なんの為にフリーになったのかがわからない。なのでこの肩書きは大事に大事に、自分の人生の軸、それを作ったEmeraldに誠実な発信場所として、できることをやってみたいと思ったわけです。

僕はメンバーであると同時に、この世界で一番Emeraldを好きな人間だと言い切れる。ファンなわけです。現状これ以上適任なレーベルオーナーはいないので、やってみようというわけですね。コケたらクビになるでしょうwメンバーとしての中野がクビにするでしょう。協力者はずっと求めて扉をあけていたいですね。実態が謎だったレーベルの代表として立つことで、いろんな人がEmeraldにかかわりやすくなるといいなと思う。

僕は簡単な映像編集とか、前職で培ったプロジェクト管理とか、人のアサインなど、とにかく毎日大量のアイデアが浮かぶのでそういうものを使って、面白いことができないか、誰かの力になれないか。最愛のEmeraldの力になれないかと考えてる。もちろん「声」を使ったお仕事はなんでも引き受けたい。メンバーにも音楽的な仕事をどんどん引っ張ってきたい。いつか新しいアーティストのリリースなんていうのもしてみたい。

Emeraldの為の初仕事は渋谷の街頭ビジョンの30秒動画。
あれは僕がluteよりいただいた素材でpremiereを使って作ってみたものです。

レーベル代表って何すんねんって方にははっきりとした仕事を提示できるようになるまではもう少しかかりそうです。きっと普通のやり方にはならないと思うんです。もちろん必要なことはしっかりとやりつつ。Emeraldの窓口だと思ってただけたらいいです。これからの時代に必要とされるセルフマネージメントですね。ずっとそうしてきたので、これからもっと大事にしていこうと思う。

新参者ではありますが、肩肘張らず、Maypril Recordsを何卒よろしくお願いします。

写真は先日芸能の神がいる「花園神社」にみんなでお参りした時の写真。
レーベルオーナーとしての僕は「末吉」でしたね。色恋に気をつけろとありますね。

Emerald / Maypril Records代表 中野陽介

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