202403某日

毎年恒例のみすず読書アンケートを読んでいたら、早川由真という映画研究者の書いてること(と選書)がかなり自分に近く、しかも個人的な興味というよりも世代的なものを感じたので調べてみたら、どうやら同じ年で、しかも過去に同じ大学の同じ学部に通っていたようだった(もしかしたら共通の友人もいるかもしれない)。やっぱり。この、カルチャーへの愛着と距離感、中途半端さ、ためらい、そして(個を超えた世代としての)才能の欠如。こういうものをつよい実感として感じるのだけれど、これがどの程度の普遍性があるものなのかはわからない。

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