フットサルでなぜ上手くボールが蹴れないのか


個人フットサルでボールが蹴れない人

よくフットサルをしていたころに不思議に思っていたことがある。

・インフロントで蹴るロングキックが浮かないひと
・シャベル(ふわっとした浮き玉)を蹴れないひと
・10mぐらいのインサイドキックのパスが思ったところより内側にずれるひと
・軸足の体重の掛け方が前にかかってキックする時にボールの芯でけれないひと
・ヒールキックで味方へのパス

これは週一で開催される個人フットサルでよく見られる。
ただ、キックができない人でもランニングとポジショニングできれば、個人フットサルの試合では問題ないため、あまり影響がないのだけど、ずっと不思議に思っていた。

そして私もその状態に陥った。

原因は、ほぼ寝たきりで3年ほど生活し、運動といえば通勤ぐらいだったのではないかと思っている。
ここ1ヶ月ぐらい筋トレをしていて、下半身も鍛えて来たが、全く歯が立たなかった。

まず感じたことだけども、

・ボールを蹴るときの体の重心が前のめりになっているため、インフロントやシャベルといったボールが浮かない
・ボールを蹴る時、外から内側へキックするのだけど、股関節の柔軟性が低く、長内転筋あたりの筋力が落ちているせいか、インパクト中に力を与える部分が思った通りにいかず(ぐらつく)、足の外側の筋肉で蹴っているため、想定より内側に蹴ってしまう。
・ヒールキックに関しては、試合慣れしてないので、周辺視野の感覚が落ちているのと、周りの人たちの癖などを見抜くのに時間がかかる

と言ったところか。

荒療治だが改善メニューを

筋肉は裏切らない。ということで改善メニューを現在進行形で組んでいる。

①練習・試合前にストレッチ
②リフティング(インステップ、インサイド、アウトサイド)
③基礎練習に参加
④デスクのしたにボールを置いて転がして感覚を思い出す
⑤足ももの筋トレ
⑥歩きながらボールを蹴る

これぐらいだろうか。本当はロングキックの練習をするのが一番なんだろうけど、東京ではそんな土地がないので、普段からはやれない。

逆に今の状態で良かったこと

キックの際に重心が前に乗っているので、ワンツーでパスしたあと走りやすい、インターセプトもダッシュなのでしやすい、という2つの利点がある。

あと怪我につながるようなランニングはしなくなっていた。

とりあえず、1ヶ月後ぐらいには30mぐらいのロングキックができれば御の字かな。ヒールキックは試合勘なので3ヶ月ぐらい見ておこう。


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