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A GUIDE to KUROISO 栃木県、黒磯。あたりまえに未来が生まれる町|なみなみのモノ#76

お店のモノを紹介する #なみなみのモノ #76 は #なみなみ選書 より『A GUIDE to KUROISO 栃木県、黒磯。あたりまえに未来が生まれる町』です。

栃木県の黒磯(くろいそ)は、個性的なお店の存在やさまざまな取り組みが実を結び、多くの旅人が訪れる町となりましたが、この本はその魅力を個性的な店主たちや、町の未来を考える人々へのインタビューから紐解いていく、新しいガイドブックになっています。
それぞれの店主インタビューのほか、黒磯の歴史コラムや移住者へのインタビューなど、さまざまな角度から黒磯を深掘りし、充実した内容です。

この本は、全国47都道府県を編集する会社「Huuuu」が立ち上げた出版レーベル「風旅出版」の第1弾として発行されました。編集チームは1年の間に何度も黒磯を訪れてお店の店主たちに取材を行い、完成させたそうで、内容はもちろんのこと、イラストや写真、デザインや装丁などにもとてもこだわって作られています。

この本を読むまでに「黒磯は魅力的なお店が多いエリアらしい」という漠然とした認識はありましたが、いくつかの章を読むだけで、すぐに行ってみたい場所に変わりました。個々の店主へのインタビューが、なぜその商売なのか、またどのように黒磯にたどり着いたのかなども掘り下げられていて興味深いのと、先にお店を始めている方々に対する敬意や、他のお店を尊重する姿勢を持っていることが感じられるのも、現地の空気感を肌で感じるのが楽しみな理由のひとつです。

黒磯駅前の那須塩原図書館みるるについてのインタビューもあるのですが、公共施設としての図書館の成り立ちも興味深かく、札幌市の図書・情報館もとても好きな場所で生活の中にあることがありがたい施設ですが、黒磯のみるるも訪れてみたい場所となりました。

「A GUIDE to KUROISO 栃木県、黒磯。あたりまえに未来が生まれる町」は、なみなみで販売しており、店内で読むこともできますのでぜひお手にとってご覧ください。

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