今日、本当はcon brioにも行きたかったしThe lemon twigsにも行きたかったんだけど仕事を切り上げられる自信がまるでなくてチケットはとってなくて。
そんな矢先友人から連絡をもらって、キノトが明日でおしまいなんだって思い出して…なんかいろいろ捨ててオフィス飛び出しちゃった。笑

乙にはよく…よくってほど行ってないけど、まだ狂信的に何かにハマれたあの頃ちょくちょくね
可愛くて線も細いのに誰よりも意志が強い彼女、青い照明がよく似合っていて、海の中にいるみたいで。くらげという曲が大好きだった。幸せそうなその笑顔は僕の宝物だよって。まあ〜〜かなり惚れ込んでいたんだけど(あの黒い腕時計とか街に出るたび探してた)、気が付けばとっくに出会った当初の彼女の年齢になってたんだなぁ。はやいなぁ。
音楽をやめてしまった頃に私が大学生になり、連絡を取り合って飲みに連れて行ってもらったり。最後にあったのは去年かな、転職考えてて〜って相談したら、「もう、勝手にしたらいい。そんなことはどーせ自分で決めるでしょ。それよりあなたは恋愛とかで傷ついたほうがいい。めちゃくちゃに傷付いてしまえ！」のようなことを言われた笑。にこさん聞こえますか、めっっっっちゃ傷つくやつあの後いっぱいやりましたよ〜〜！！！！！！

形があるものは望まない折に失くしてしまったり壊れてしまったり、絶対に終わりがくるんだとわかってても今日のような日はさみしいね。
出ていたバンドにはまるで思い入れがなかったのに心底じーんときてしまったのは、きっとひとりひとりが乙との思い出をだいじに取り出していたからなんだろうなと思った。とてもよかったのも事実。みんなこの場所にいたんだなぁっておもう。
思い出に形がなくてよかった。一生なくさないでいられるから。

素敵なシーンをたくさん覚えているし、不安でたまらなかった3.11に鍋で迎えてくれたこと、
大好きな彼女の最後のライブや、友人が照明をし始めて今日の照明がとってもよかったこと、
なんかほんとうに、今日この場にいられて良かったなと思ってしまった。最後の乙はいつものキノトで、もう一生絶対何があってもこのライブハウスには来ないんだけどいつまでもここにあってほしいと思った。

明日は11月最終日。長かった2018年も残すところ1ヶ月ですね。
何が起きるかなー。何も起きないってことは絶対にないから楽しみだ。
私はまだ未来に責任を取れないし、だけどだからこそ今この地点での感情に正直に丁寧にいたいなとおもった。もうそれしか勝ち目がないんです。でもこれでいく。2019年だって同じだ。

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