ヨーロッパ臨床微生物学・感染症学雑誌
論文
短報
発行：2023年6月23日
再発性Clostridioides difficile感染症に対して糞便微生物叢移植を行った患者における尿路感染症の減少

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37351724/

ラシーン・タリク
プリティッシュ・K・トッシュ
...
サヒル・カンナ
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ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・クリニカル・マイクロバイオロジー・アンド・インフェクシャス・ディジーズ(2023)この記事を引用する
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概要
CDIに対して糞便微生物叢移植（FMT）を受けたクロストリジオイデス・ディフィシル（Clostridioides difficile）感染症（CDI）再発患者における尿路感染症（UTI）の発生率を調査するために、最新の試験を実施した。我々は、CDI治療のために抗生物質を投与された患者と比較して、FMT後に尿路結石の数が有意に減少することを見出した。FMT後、尿路結石の原因菌における抗生物質耐性の低下傾向も観察された。
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本研究で作成されたデータセットおよび/または解析されたデータセットは、患者のプライバシー保護のため一般には公開されていないが、合理的な要求があれば対応する著者から入手可能である。
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資金提供
米国国立糖尿病・消化器・腎臓病研究所（National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases）、助成金/賞金番号： DK07198。
著者情報
著者および所属
米国ミネソタ州ロチェスター、メイヨークリニック、消化器・肝臓部門
ラシーン・タリク、ダレル・S・パルディ、サヒル・カンナ
米国ミネソタ州ロチェスター、メイヨークリニック、感染症部門
プリティッシュ・K・トッシュ
貢献
R.T.：構想、解析、原案執筆、P.K.T.：査読・編集、D.S.P.：査読・編集、S.K.：構想、解析、査読・編集。
責任著者
Sahil Khannaまで。
倫理申告
倫理承認
本研究は観察研究である。本研究はMayo ClinicのInstitutional Review Boardの承認を得ており、倫理的承認は必要ないことが確認されている。
利益相反
SKはRebioitx/Ferring社、Vedanta社、Finch社、Seres社、Pfizer社から研究支援を受けている。SKはProbioTech、武田薬品、Niche、Immuronのコンサルタントを務める。DSPはファイザー、Vedanta、Seres、Finch、Applied Molecular Transport、武田薬品から助成金を得ている。Vedanta、Seres、AbbVie、Immunic、大塚製薬のコンサルタントを務める。
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この論文の引用
Tariq,R.、Tosh,P.K.、Pardi,D.S.ら、再発性Clostridioides difficile感染症に対する糞便微生物叢移植治療を受けた患者における尿路感染症の減少。Eur J Clin Microbiol Infect Dis (2023). https://doi.org/10.1007/s10096-023-04635-4
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2023年4月21日受領
受理2023年6月14日
2023年6月23日発行
DOIhttps://doi.org/10.1007/s10096-023-04635-4
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