オックスフォード・アカデミック

臨床内分泌代謝学会誌 内分泌学会
論文ナビゲーション
論文が受理されました
クッシング症候群は腸内細菌ディスバイオシスとコルチゾール分解菌と関連する アクセスアローを取得する

https://academic.oup.com/jcem/advance-article-abstract/doi/10.1210/clinem/dgad766/7503830?redirectedFrom=fulltext&login=false

張敏春, 石峻, 呉超, 楊芳明, 蘇廷偉, 景小煥, 石雋, 任華輝, 姜磊, 姜怡蘭 ... もっと見る
臨床内分泌代謝ジャーナル, dgad766, https://doi.org/10.1210/clinem/dgad766
掲載：2023年12月29日 記事履歴
引用
許可 アイコン 許可
共有 アイコン 共有
要旨
背景
クッシング症候群（CS）は、複数の代謝障害を伴うコルチゾールの過剰分泌を特徴とする重篤な内分泌疾患である。腸内細菌異常症は代謝障害において重要な役割を果たしているが、CSにおける腸内細菌叢の役割は依然として不明である。

目的
本研究の目的は、CS患者における腸内細菌叢の変化を検討することである。

方法
我々は、年齢と肥満度をマッチさせた78人のCS患者と78人の健常対照者の糞便サンプルのショットガンメタゲノムシークエンシングを行った。さらに、試験管内でRuminococcus gnavusのコルチゾール分解能力を検証し、LC-MC/MSを用いて潜在的代謝産物を同定した。

結果
男女ともにCS群と対照群の微生物組成に有意差が認められ、CS群ではバクテロイデス属（Bacteroides vulgatus）が減少し、ファーミキューテス属（Erysipelotrichaceae_bacterium_6_1_45）とプロテオバクテリア属（Enterobacter cloacae）が増加していた。ACTH依存性CSとACTH非依存性CSでは高コルチゾール血症の原因が異なるにもかかわらず、2つのサブグループ間で代謝プロファイルや腸内細菌叢に有意差は認められなかった。さらに、R. gnavusを含む一群の腸内細菌がCSにおけるコルチゾールレベルと正の相関があることを同定した。これらの細菌はコルチゾール分解desAB遺伝子を保有し、CSにおいて一貫して濃縮されていることが判明した。さらに我々は、試験管内でR. gnavusがコルチゾールを11-酸素化アンドロゲンに分解する効率的な能力を有することを証明した。

結論
本研究は、CS患者における腸内細菌異常症の証拠を提供し、コルチゾールを分解できるCSに濃縮された細菌群を同定した。これらの知見は、宿主のステロイドホルモンレベルの調節における腸内細菌叢の潜在的役割、ひいては宿主の健康を強調するものである。

クッシング症候群、腸内細菌叢、コルチゾール、Ruminococcus gnavus
問題のセクション 臨床研究論文
インフォメーション採用原稿
受理された原稿は、著者の最終原稿のPDF版である。著者名、論文タイトル、ジャーナルタイトル、オンライン出版年、DOIを使用して引用することができます。これらは、最終的な組版済みの論文に置き換えられるため、変更が含まれる可能性がある。DOIは終始変わりません。
本コンテンツはPDFでのみ入手可能です。
© The Author(s) 2023. 内分泌学会に代わってオックスフォード大学出版局が発行。無断複写・転載を禁じます。許可については、電子メールでお問い合わせください： journals.permissions@oup.com
この論文は、オックスフォード大学出版局、標準ジャーナル出版モデル（https://academic.oup.com/pages/standard-publication-reuse-rights）の条件の下で出版・配布されています。
現在、この記事にアクセスできません。
サインイン
インフォメーション
アクセスに関するヘルプ
内分泌学会
内分泌学会会員
学会サイトからサインイン
矢印
個人アカウント
電子メール/ユーザー名とパスワードでサインイン
アラートメールを受け取る
検索の保存
コンテンツを購入する
購入/トライアルコードを有効にする
サインイン
アロー登録
機関アクセス
機関を通してサインイン
矢印
図書館カードでサインイン
ユーザー名/パスワードでサインイン
図書館員に勧める
機関アカウント管理
管理者としてサインイン
購入
このジャーナルの購読料金と注文
オックスフォードアカデミックの書籍とジャーナルの購入オプション
短期アクセス
短期アクセスを購入するには、上記の個人アカウントにサインインしてください。

個人アカウントをお持ちでない方はこちら 登録する

クッシング症候群は腸内細菌ディスバイオシスとコルチゾール分解細菌と関連している - 24時間アクセス
ユーロ 36.00 英国ポンド 32.00 英国ドル 39.00

引用
Dimensionsの総引用数。
閲覧数
1
アルトメトリック
記事のALTMETRICスコアは2
情報 その他のメトリクス情報
アラートメール
記事活動アラート
先行記事アラート
新刊アラート
オックスフォードアカデミックからの限定オファーや最新情報を受け取る
推奨
SAT-370 潜在性クッシング症候群患者の臨床的特徴と代謝的特徴およびコルチゾール値との相関性
Zhangら、内分泌学会誌、2019年
心血管疾患における腸内微生物とその潜在的治療応用
Ling Jinら、Protein & Cell誌、2020年
クッシング症候群における副腎ヨードメチルノルコレステロール取り込みと副腎皮質機能指標との関係
GROSSら、臨床内分泌代謝ジャーナル、1981年
ヒト副腎皮質刺激ホルモン放出試験： 下垂体および副腎疾患における10年間の実際の経験
フィリッポ・チェッカートほか、臨床内分泌代謝ジャーナル、2020年
搭載
論文の引用
グーグル・スカラー
最新

最も読まれた

最も引用された論文
副腎腺腫患者の腎機能： 単一施設のレトロスペクティブコホート研究
Hsa_circRNA_405498とhsa_circRNA_100033は1型糖尿病の鑑別診断の潜在的バイオマーカーとなる
非機能性下垂体腺腫における術後進行に関連するプロテオミクスプロファイル
クッシング症候群は腸内細菌ディスバイオシスおよびコルチゾール分解細菌と関連する
副甲状腺摘出術は、原発性副甲状腺機能亢進症および術前骨減少症の女性の骨密度を改善する
オックスフォード・アカデミック
臨床医学内分泌・糖尿病医学・健康書籍雑誌

臨床内分泌代謝学会誌について
内分泌学会について
編集委員会
著者ガイドライン
お問い合わせ
フェイスブック
LinkedIn
購入
図書館員に勧める
広告およびコーポレートサービス
ジャーナルキャリアネットワーク
臨床内分泌代謝ジャーナル
オンライン ISSN 1945-7197
印刷 ISSN 0021-972X
著作権 © 2023 オックスフォード大学出版局
オックスフォードアカデミックについて
ジャーナルの出版
大学出版パートナー
出版物について
新機能
オーサリング
オープンアクセス
購入
機関アカウント管理
権利と許可
アクセスに関するヘルプ
アクセシビリティ
お問い合わせ
広告掲載
メディアお問い合わせ
オックスフォード大学プレス
ニュース
オックスフォードの言語
オックスフォード大学
オックスフォード大学出版局は、オックスフォード大学の一部門です。オックスフォード大学出版局は、研究、学術、教育における卓越性というオックスフォード大学の目的を達成するために、世界規模で出版活動を行っています。

オックスフォード大学出版局
著作権 © 2023 オックスフォード大学出版局 クッキー設定 クッキーポリシー プライバシーポリシー 法的通知