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傘のなか

狭いながらも特別な場所
少しでも腕を伸ばしたら はみ出してしまう
境界線はない
壁も扉もない
完全に隔てられているわけではない
臨場感を保ちながら
狭く特別な場所は 異質だ
自分を大切にしながら
その場に身を置くことができる
そこに留まり続けることも
いっときそこで休むことも
人の知恵なのだ

雨の日の傘のなか
家屋の軒先
照りつける夏の木陰

なにげない暮らしの中に
シンボリックな現象を見ることができる  作:えぬ


やってみたいことが「やってみる」に出来る仕組みが増えてきています。 わくわくは特別なことではなくて、平常になりつつあります。 あと一歩。 あと半歩かも知れません。 あなたが背中を押してくれるなら。誰かの半歩が他の誰かの背中を押します。 連鎖の中で歩んでいきたいです。