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ペットシッターはお勧めの職業?

ペットシッターと言う職業は知っているだろうか。日本でのペットシッターの認知度は高くない。近年はコロナにより、引きこもり生活が主流となり、寂しさを感じた人たちがペットを飼育するようになったことから、ペットの面倒を見る職業に対しての需要が増えている。また、昭和時代の家庭は専業主婦と働く夫と言う構図であったが、日本の衰退とともに夫婦ともに出稼ぎに出るスタイルが浸透した。これにより、留守中のペットの面倒を見てくれるシッターの需要が増えていると言うのだ。またペットを飼う高齢者も増加している。高齢化も進んだ社会ではペットシッターが活躍する時代になる。

ペットシッターをめざそう

ペットシッターになるには?

ペットシッターには、国家資格のような公的資格がない。そのため、無資格でも派遣会社に登録することで、ペットシッターの仕事をすることが可能。ペットシッターの民間資格は存在する。

ペットシッター士

ペットシッター士は、特定非営利活動法人日本ペットシッター協会の認定資格。通学・通信講座・カルチャー講習いずれかの方法で学習し認定試験に合格することで資格取得になる。動物取扱業の登録申請要件の「保管」「訓練」を満たすため、ペットシッターとして独立開業することも可能になる。

ドッグシッター

ドッグシッターは、一般社団法人日本ペット技能検定協会の認定資格。飼い主の代わりにペットの世話全般を行ったり、体調管理をしたりするための知識を身に付けることができる資格で、この資格を持つことで、ペットの体調管理まで行えるようになると言うもの。

ペットの美容

ペットシッターとして独立・開業する方法

ペットシッターは開業することも可能である。開業するには動物愛護管理法に則った申請が必要。開業するには、資格要件を満たした動物取扱責任者を事業所に配置することと、事業所職員も動物取扱責任者と同じ資格要件を満たしていることが条件になる。但し開業する際には開業資金が必要になる。ペットシッターは業務で使用する道具が必要になり、その道具を調達しなければならない。

ペットシッターの将来性

ペットシッターは冒頭でも語った通り、これからの世の中で大きな需要が生まれる職業と言われる。少子化社会の中で子どもを望む夫婦が減っており、子どもの代わりにペットを家族に迎える家庭も少なくない。さらに犬や猫は長寿化してきており、20歳を超えて生きることも珍しくなくなっている。ペットの飼育数は、とても多い。これからはペットホテルの減少が進み、ペットシッターが増えると言われている。ペットホテルを利用するとなると、飼い主にとっても少なからずデメリットがある。ペットホテルまでの送迎しなければならないし、ペットホテルは開店・閉店の時間が決まっている。それに対して、ペットシッターの場合は柔軟さがある。失業してしまった方や、今の仕事にやりがいがない方はペットシッターを目指すのもありかもしれない。


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