変わりゆくものと、変わらず好きなもの。

先日、私のスマホに神木隆之介(以下、神木くん)のTwitterの通知が来ました。
といっても、通知なんて毎日来るし、
ドラマ出演や映画公開も控えているのでその情報かな〜
なんてTwitterを見ると、神木くんの手書きの文字が。
手書きなんて、ただごとじゃない。結婚か!?と思って読むと、
新しい場所で挑戦していくことになった
とのこと。
なるほどと思うと同時に、
すごくすごく悲しくて、どうしようもなく寂しくて泣きそうになりました。
そのままトレンドを見ると、佐藤健とONE OK ROCKも同時に独立という文字が。

1.神木隆之介という天使との出会い

いきなりですが、私はアミューズ事務所が大好きです。
好きな事務所がある人はなかなか珍しいかもしれません。
他だったら、ジャニーズ事務所が好きな人くらいしか私も思いつかないな。

私がアミューズを好きになったのは2014年の夏。
るろうに剣心の番宣で神木くんを見て、好き…!となったのが始まりでした。
もともと、いとこが神木くんファンだったので存在は知っていましたが、いとこ以外の周りの人間は(私の両親含め)、
神木くん…?どこがかっこいいんだ…
と言う感じだったので、私自身も自分が神木くんを好きになったことに驚きました。

当時中2だった私が神木くんについて調べた結果、
・神木くんは私より7つ年上で、子役から俳優業をしている
・るろ剣の主演、佐藤健と同じアミューズ事務所所属
ということを認識しました。
好きになったとはいえ、SNSもそこまで流行っていない時代。
このくらいの基本情報しか知らない端くれのファンでした。

2.ハンサムライブという神イベント

それからも一途に細々と、神木くんのファンを続けていました。
SNSも活用しながら情報を集め始めた2016年、初めてハンサムライブというものを認識しました。
2016年のハンサムライブといえば伝説
お察しの通り、吉沢亮と神木隆之介のキスの一件で私はこのイベントの存在を知りました。

次の年、参戦したいななんて思っても私は地方に住む高校生。
お金もないし、東京まで一人で行くことを許してもらえるはずはなく、泣く泣く円盤を買って諦めていました。
その後は開催がしばらく無く、2020年のハンサム15周年のタイミングでやっと、初参戦を叶えました。

しかも今回は15周年と言うことで、過去のレジェンドハンサムたちも登場するスペシャルバージョン。
もちろん私は神木くんが参加した日に参戦。
ハンサムを知ってから、他のアミューズ所属アーティストにも興味を持ち、ハンサムメンバーはみんなもれなく推し!全員応援するし全員大好き!というスタンスで生きていました。

15周年と言う節目のタイミングで、演出も歴代のレジェンドハンサムたちから次世代の若手たちへのバトンタッチのように見えて、
神木くん世代のあの黄金・伝説メンバーを見れることはもうないんだろうな
となんとなく、悟りました。

イベントの直後、コロナが本格的に流行し始め、ハンサムメンバーたちは
「自分たちに今できることを」
と言うことで、かなり精力的に活動してくれました。(上から目線ですいません)
これはきっと、次世代ハンサムの中心であろう小関くんと広大くんのおかげなんだろうなと思います。
しかし、15周年イベントの時のメンバーがフルで揃っていなかったりで、この頃からなんとなくチーム・ハンサム!の変化に気づき始めました。

その後、新たなハンサムメンバー2人が発表され、今まで参加していたメンバーがしれっと、さらっと、何人か消えていきました。
私はハンサムライブを見てから、
次世代ハンサムの推しは正木郁くんだな
なんて思っていた矢先だったので、彼の退所がかなりショックでした。

3.変わりゆくハンサムとアミューズ

新メンバーの参加が発表されてから、アルバム発売の発表もありました。
15周年のときも数年ぶりにアルバムが発売されたのに、2年連続の発売でびっくり。
また、地上波でハンサムの番組が始まったり、NYLON JAPANとの共同写真集発売の発表があったり、正直供給過多でこの頃から徐々にチーム・ハンサム!の情報に追いつけなくなっていきました。

気づけば、私が好きだったハンサムの形ではないも同然になっている。
年一回、年末の感謝祭として、普段は俳優業を頑張る彼らが、時間のない中ダンスと歌を頑張ってファンと交流するあの会。
それが私の中でのハンサムだったのに、この供給量だとまるでアイドル
何だか求めているものと違う。Twitterを見ると同じ意見の人が多数。
やっぱりみんなそう思うよね…寂しいよね…。

そんな中の神木くんと佐藤健様の独立。
アミューズがバックアップとして彼らを支えるっぽいけど、やっぱり私が好きなアミューズではなくなっていくと思うと、とても寂しいし悲しい。
アイドルを推していたなら、卒業がつきものだし仕方ないと納得できたのだと思うけれど、仮にも私が推していたのは俳優さんたち。
あれ?私、アイドルを推していたんだっけ?これじゃあ運営についていけないアイドルヲタクみたいだな。

大好きな人たちがこんなにも退所していくなんて、どうしてなのだろう。
春馬くんが亡くなってからアミューズの内部事情を叩く人が増えたけど、私はそれだけはしたくありません。
こんなにもエンタメの楽しさを教えてくれたのは紛れもなくアミューズだし、神木くんも「アミューズの役員になりたい」と言っているのだから、私はアミューズは良い会社、素敵な会社だと信じています。

これからもアミューズが大好きだし、アミューズきっかけで好きになった俳優さんやアーティストのことも、もちろん神木くんのことも大好き。
そして、どこに行っても彼らのことはずっと応援するつもりでいます。

どんな人にも、どんな組織にも、どんな企業にも変化は求められる。
きっとアミューズは今そんな岐路に立っているのだと思います。
(本当に偉そうにごめんなさい。有識者でも何でもないのに。)

私がその変化についていけたら良いのだけど、できないこともある。
そうやって人はヲタクを卒業していくんだろうなと思います。
変化をとるか、支えてくれている人の思いをとるか。
難しい選択だなと今回の一件で改めて感じました。

あとがき

この記事、実は3月に書いていたのだけど、きちんと書ききれていなくて
5月まであたためてしまった。
そんなわけで追伸になりますが、アミュモバを退会し、SixTONESのファンクラブに入会しました。笑

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