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明るい人見知り

突然ですが、わたしは人見知りです。


接客を生業としておきながら、何言ってんねんってかんじだろうし、多分そうは思われてないと思う。たぶん。

決して騙しているわけではないけれど、お店に立っているときは、お店用の自分の顔がある。
selenに来たひとが、心地よく過ごしてほしいという気持ちが作るわたしの顔。
根本は自分であることに変わりはないけれど。

そして、プライベートでも、一緒にいるひとによって、顔は変わっている。

高校生の時に、この話をしていたら、八方美人だと言われたけれど、八方美人上等。
わたしは、みんなに好かれているとは思っていない。
だから、みんなに好かれたい。

このあたりの話は、平野啓一郎著「分人」に書いてあるので、悩んでいる八方美人たちは読んでみると腑に落ちると思います。


そう、なので、初対面のひとに会う時は、お店に立っている時に似たわたしの顔に近い。

けれど、めちゃくちゃ緊張しているし、変な汗とかかいちゃうし、頭の中はぐるんぐるん回転していて、観察しつつ考えながら話しているので、喋っていることが散乱していたりする。

帰り道は大反省大会。


それでも、ひとに会うことには積極的でいたいと思っている。

自分は平凡でおもしろくない人間だと思っているから。

誰かと会うことで、そのひとの考えを知りたい。楽しい話を聞きたい。
その会話から、自分の思想を広げ、ひととしての深みを作っていきたいと思っている。

もちろん、ずっと勉強モードなわけでもない。
ひとといるのはもちろんふつうに楽しいし、すきだ。
(ひとりの時間も同じくらい必要だけど)

新たな視点がなければ、成長は見込めないタイプだと、自分で思う。
さくさく作り出せるほど、器用じゃない。

たくさんのひとから与えてもらった思考のコラージュが、わたし。

コラージュと言うと聞こえが良いけれど、パクリだと言われれば、素直に謝ります。
それでも尊敬する気持ちは忘れていないつもりです。

こんな自分を見捨てないで一緒にいてくれる皆々様、本当にありがとうございます。
おかげさまでいつも楽しいです。


そんなわけで、わたしは人見知りだけど、誰かといる時間が尊くて、とてもすきだという話でした。

自分自身を知ることで、愛することで、明日がすこし生きやすくなるんじゃないかなと思っています。

今回のnoteは、週1note仲間のにしで氏が、赤裸々な我々の関係性や、人が苦手ということについて書いていたので、わたしも書いてみようと思いました。

これまた、誰かの記事から、自己認識を深めていくパターンですね。 

彼は頭もよくて、というか良すぎて、考えていることについていけなかったりするけれど(たぶんそういうところが気難しく思われがち)、多角的に考えを巡らせて、最適解を導き出そうとしてくれる。論理的で計画性がある。
だから、わたしたちの輪の中だと、コミュニティのトップは彼が向いている。

そして優しい。
フェスではいつも、帰る直前に、観たいアーティストがいるから行ってくる〜と駆け出すわたしを、生暖かい眼差しで見送り、テントを畳んでくれている。
帰りの車で、3秒で寝るわたしの横で、運転してくれる。
あと、荷詰めがテトリスで神がかっている。
(良いお父さんになると思う!)

フジロックに思いを馳せていたらフェスでの思い出が多くなっちゃったけど、他己紹介してみました。

コミュニティ作りや、2拠点生活に興味がある方はぜひ、読んでみてください。

週1noteに参加しています。
あともう1回かな?
はやいね〜。夏だね〜。


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