見出し画像

魚座のレシピ〜フルムーンのごはんにしましょう〜

ルーシー・グリーンさんと、毎月満月の前夜にお届けする、
星座のおはなし×レシピ「フルムーンのごはんにしましょう」。
今月は14日に魚座の満月を迎えます。

ルーシーさんの星座のおはなしはこちら。


わたしはレシピを考えた背景にあるちいさな物語と、レシピをお届けします。

さて、今晩もそろそろごはんにしませんか。



水たまりを飛び越えられたら、自分を変えることができるっていう賭けみたいなことを、昔見た映画のヒロインがやっていた。

通り雨が晴れた今なら、あの映画の主人公になれるかもしれない。

そう思って土手に来てみたものの、大きな水たまりはない。
小さな水たまりを跨いであてもなく進んでいく。

ちいさくてもいいか。

飛び越えているうちに、なんだかそれだけだ楽しくなってきた。
揺れる水面に映る陽射しが、海みたい。
いま、たぶん、海を飛び越えてる。

このまま夜ごはんの買い物ににいこう。
今晩は魚料理かな。
海の向こうに思いを馳せながら。

画像1

**・鮭のエスニック南蛮漬け **

[材料 2人前]
玉ねぎ 小1/4個
ピーマン 1個
にんじん 3cm
みょうが 1個
パクチー 適量
酢 大さじ2
レモン果汁 大さじ3
きび砂糖 大さじ3
ナンプラー 大さじ2
鷹の爪 1/2本
水 1/2カップ

生鮭 2切れ
塩胡椒 適量
小麦粉 適量
油 適量

[作り方]

①玉ねぎは皮を剥いて、ピーマン、パプリカはタネをとって、みょうがはそのまま、それぞれに千切りにする。パクチーは3cmくらいの幅に切る、飾り用に少し取り分けておく。鷹の爪はタネをとって輪切りにする

②小鍋に酢、レモン果汁、きび砂糖、ナンプラー、鷹の爪、水を入れて、火にかける

③軽くかき混ぜ、きび砂糖が溶けたら、①の野菜を入れて再び軽く沸騰するまであたためる

④鮭は両面に塩(ひときれにつき、指3本で1つまみくらい)と胡椒をして、少し置く。出てきた水気はキッチンペーパーで吸う

⑤鮭全体に小麦粉をまぶす

⑥深めのフライパンに多めの油を入れて中火であたため、⑤の鮭を入れて、弱火にし、揚げ焼きにする。あまりひっくり返さず、焦げない程度の火加減でゆっくりと火をいれていく。火が通ったらキッチンペーパーで油を切り、保存容器に移す

⑦鮭の入った保存容器に③の調味液と野菜を注ぐ

⑧皿に盛り、飾り用にわけておいたパクチーをのせてできあがり

・鮭は面倒でなければ揚げても大丈夫です。
・冷蔵で3日ほど保存できるので、多めに作りおいていても◎
・パクチーが苦手な方は調味液の方には加えず、最後に飾る程度にすると食べやすいです。
パクチーや唐辛子は入れなくても良いです。
・少し冷めた常温くらいでも美味しいですし、あつあつにあたためても、きりっと冷やしても良しです。わたしはあたたかいのがすき。

秋の味覚、鮭を"海を越える"をテーマに調理してみました。
南蛮とは、東南アジアを経由してやってくるポルトガルやスペインのことを指すそうです。
ナンプラー、レモン、甘めの味、パクチー…とエスニックのエッセンスを足して、少しだけ個性的に。
日本でも海外でもないような、異国の雰囲気に仕上げました。

ふわふわと漂うクラゲみたいな、夢見がちな気分の時に作ってみてくださいね。
(味としてははっきりめですが・・・)

それぞれのもつ魚座な部分が満たされますように。

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

おいしいの追求と心地よい空間づくりのため、サポートを使わせていただきます。