見出し画像

Australia : Parcels

Parcels

オーストラリア・バイロンベイ出身のエレクトリックポップバンド。現在はベルリンに拠点を移して活動している。


『Tieduprightnow』

ゴーストノートを交えた細かく刻まれるベース、程良くチャキっとしたカッティングギター、伸びやかで透き通ったコーラス、ジョージハリスン似のメインボーカル、全てがうまく溶け合っている。

70〜80'sディスコサウンドの中にも現代的なサウンドが垣間見える彼らの音楽は、クラシックでありながら新鮮だ。


2021年11月には、最新アルバム『Day/Night』をリリース。

画像1

1. 『LIGHT』
真っ暗な空が徐々に白み始め、水平線からゆっくりと太陽が昇ってくる情景が浮かぶ。

2. 『Free』

まるで、太陽が私たちを迎えてくれているような一曲。
外に出て、思わず空を仰ぎたくなる。
抱いていた鬱屈とした感情や、モヤモヤとした何かから解放され、一心に陽射しを浴びている自分がいる。


このアルバムはタイトルにもあるように、全体を通して光の世界観が投影されている。


10. 『SHADOW』
「Sun down. Lights out.」と、夜の訪れを告げる。

12. 『Famous』

この曲を初めて聴いたとき、Jamiroquaiが流れているのかと勘違いしながら踊っていた。
様々な音楽的ルーツを持つ彼らだが、やはりダンスミュージックへの愛は深い。


アルバムのリリースを予感させる、コンスタントなMV公開ラッシュを経て、一つのコンセプトの下に集約され解き放たれた瞬間はかなり胸アツだった。

今年はこのアルバムを引っさげた来日もあるのかもしれない。


好きなアーティストと同じ時代を生きるのは、なんと素晴らしいことだろうか。やりたいことが尽きなさそうな彼らの今後は要チェックだ。


o2

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?