私がこの道に進んだ理由。
おはようこんにちこんばんは。
サトウでございます。
今日は、周りにあまり話した事がない、
自分の話をしようと思います。
私が声の道に進んだ理由。
それは、中学生の頃の事です。
日曜日の午後に、ボーッとテレビを見ていたら、
とある番組で山寺宏一さんがナレーションをされていました。
その番組っていうのが、
カメラを作ってる企業さんがスポンサーになっていて、世界の素晴らしい景色を凄くいい画質で紹介する、みたいなもので、
まあ、中学生のボケーっとしたサトウは、
そんな番組をボケーッと見てるわけですよ。
でも、そんなボケーッと見ている私の耳に、
山寺宏一さんの声はしっかり明瞭に入ってきて。
その瞬間、私の心がフワッとしたんです。
フワッとして、テレビ画面を見た瞬間。
その瞬間に、アメリカのグランドキャニオンが画面に出てきて。
私はその瞬間、グランドキャニオンにいる感覚になったんです。
大げさに聞こえるかもしれないけどその瞬間に私は、
グランドキャニオンの風や、
少しカサついた空気や、
太陽が照っていて少し肌をツキツキと刺激する感覚を本当に感じたんです。
その時私は初めて、ナレーションの凄さや大切さを知りました。
それまでは私の中での『ナレーション』って、
「物を的確に伝える」
とか、
「番組をよりよく進行させる為の解説」
とか。
そういうイメージしかなかったと思うんです。いやむしろそんな事すら思ってなかったかも。
あの時は、声優さんの声カッコいいな~ぐらいにしか聞いてなかったと思います。正直。(笑)
だからそんな当時のボケーっとした私には、
その山寺さんのナレーションは凄く衝撃的で。
こんなにもナレーションというもので人の心を動かす事が出来るんだと。
演技じゃなくても、人の心って動かせるんだなって。思ったんです。
そして、私も「言葉」で人の心を動かしたり、
「言葉」で、背中を押せるような人になりたいなって。思ったんです。
…ってな感じですかね!!!!!
これが、私が声の道に進んだ理由です。
時々不安になる事もあるし、前が見えなくなる時もあるけど、あと10年後20年後に自分に自信が持てる自分になれているといいな。と思っとります。
思ってたよりも長々と、つらつらと書いてしまった。
ここまで読んでくださったあなた。ありがとうございます。
読んでくださったあなたと、自分に恥じぬ生き方をしていこうと思います。
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