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僕の真面目とそれ以外のこと

僕は3度のメシより身体を動かす事と言っても過言ではないくらい運動してきました。今は主にサッカーを真面目に取り組んでいます。真面目と言ってもプロフェッショナルでもないし、どこかのカテゴリー・チームに属した競技者でもありません。完全自分主観の"真面目"です。

何が真面目なの?という点については「ゴールを決めること」だったり「とにかくドリブルで抜く」だったり「勝つこと」だったり十人十色、大小構わず人それぞれだと思います。

僕は「その日にできる100%で取り組むこと」です。

基本的に人が集まってチームを分けて試合をすることがメインなので、集まるチームメイトの実力に差があることもありますし、相手チームに強いプレイヤーが固まることもあります。自分のコンディションの上下もあるし色々な要素が日によって異なります。その中でベストを尽くす事です。

サブテーマとして運動量に拘ってもいる自分なので、とにかく走ります。知らない人が見たら引くと思います。相手のディフェンスに向かって3人にボールを回されても1人で追い続けます。それがきっかけになってミスが生まれ自チームの攻撃につながって得点できることもありますし、同年代の人でそこまでガムシャラにプレーする人が存在しないという希少性に楽しみを覚えているという観点もあります。

僕が集中して強度を上げて必死に取り組めば取り組むほど、ちゃんとやらない人が目につきます。上手いとか下手とかは気にしたことがありません、上手い人もサボりますし、ふざけてプレーする人がいます。その人がその日にできる本来のチカラを尽くさないプレーが僕は嫌いです。

そういう人たちと同じ土俵に立っているとこちらの意欲も下がるし、僕も文句が頭をよぎる。何をしに時間とお金を使って参加しているのか、とても不思議ですし、他の人へのリスペクトに欠けた失礼な行為だと思います。

僕はまだ未熟な人間なので、そういうケースに遭遇すると人のせいにしたり、僕自身の動きを止めてしまったりします。やる気がなくなるというやつですね。でもそれって間違っているんですよね。他人のせいにしない、自分がやりたいことは自分で貫き通す。これが正解だと思うんですよ。

自分と価値観の合わない人といくら時間と費やして交流しても変わらないし、高みにはいけない。逆に初めて会った人でも信頼できそうな人、自分と価値観が似ている人の匂いがわかるようになってきました。

これって写真でも同様なんだと感じていて、人気がある人、みんなに褒めてもらいたい人、時代に沿ってとてもうまく生きている人、たくさんの"写真家"がいます。僕も人なので色々感じることはあります。でもそれってキリがないというか、同じ目標に向かっている人たちではない気がする人が多いです。

SNSのおかげで人にアプローチできるハードルって下がって裾野はとても広がったと思うし楽しいことだと思います。でもハードルが下がってだけで写真家として超えるフェーズフェーズの敷居の高さは変わらない気がするんですよね。僕みたいな写真学がない人にとってはスタートラインに立つまでが長いですし、必死に進んでいます。

SNSって自由自在ですから。嘘もつけるし、盛れるし、ある意味嘘八百な世界です。この記事も自分を繕った嘘かもしれません。でも真面目にやっている人もいる。そこって何か匂いのような感覚的な要因が大きいですが嗅ぎ分けれる鼻を持つことがまず大切なんだと思う。そしてそのためには自分がもっともっと"真面目"に写真に取り組む必要があると思ったんですよね。

サッカーでもとても異質な存在な僕ですし、浮いているとも思います。まぁ人の悪口を言ったりはしてないので嫌われてないと思いますが、そうなっても不思議ではない存在だと自覚してます。きっと僕の写真も同じだと思うんですよね。とにかく重いw 昭和生まれなのでしょうがないですが、多分昭和思考です。だからSNSで輝いている人たちと同じにはなれないんですよね。

SNSに自身に不利なことや悪いことを載せる人はいないので、見分けるのは難しですが、写真やサッカーと同じで長い目でその人に触れているとおのずと見えてくる芯みたいものがあります。僕はそれを育てているし、とても稀に同じ匂いがする人と出会えると嬉しくなります。

このまま誰にも見向きもされず終わる可能性もあります。でも好きって言ってくれる人が現れるかもしれない。僕は後者に賭けたいんですよね。

今はまだひとりぼっちですが、もっと自分らしく進むことできっと仲間が少しはできると思っています。究極一人で何かを成し遂げるのは難しいので、近い将来に本音で切磋琢磨できる仲間ができることを信じて、更にとっつき難い存在になれるように突き詰めていきたいです。

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