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ストラスブール日記②

早朝。ホテルの横の道路工事が5時から始まる。
なかなかの騒音だけど、まだ眠いからYouTubeで音楽聴きながらうとうとしていたら、途中で差し込まれる広告がフランスのものになっていて、半分眠りながらも異国にいるんだなぁと旅行気分が高まりました。

8時の目覚ましで起きて身支度を整えていざ出発。この時点での気温11℃だったから、東京と比べるとかなり寒い。日本ではコートインコートとして、超寒い日の防寒インナー活用しているUNIQLOウルトラライトダウンが旅先では一軍として活躍します。これ、日中暑い時間は小さく畳んで鞄にしまえるし軽いから持ち歩いても苦にならないしほんと便利。

滞在先のホテルからストラスブール駅まで歩き、駅でコルマール行きのTERチケットを購入。黄色いチケットの打刻機で時間を印字するシステム。

ホームに上がる前にPAULでカフェクレームとパンオショコラをゲット。TER内で移動中の田園風景を眺めながらいただきました。

市街地から一瞬で広がる壮大な緑の景色を目前にすると、フランスはパリの煌びやかなイメージが強いけど国土が広い農業国なんだよな。と実感が湧きます。

コルマール駅から中心街までは徒歩で移動。ちょっと寒かったものの、15分程度の移動だから全く苦にはなりません。

コルマールではまず緑のツーリスト用トラムに乗車。日本語の音声ガイドを聴きながら街を軽く一周して概要を押さえつつ、眼に映るすべてがまるでおとぎの国みたいでこんな場所実在するんだ!と感動。とても細い道もトラムはグイグイ通って行って、道にいる人々はトラム通過時に壁にへばりつく様にして避けてくれててなんだか申し訳ないような気持ちになった。

トラム下車後は景観の良いところで美味しいランチを!と思いプチベニスと呼ばれる川沿いのエリアのレストランに入ると、予約してないと無理ですよ。と無下に断られ、目をつけていた別のお店に移動中に見つけたお店のテラスでお食事中の皆様のプレートがどれも美味しそうで、試しに入れるか聞いてみたら15分待ってくれたらOK!ということだったので並んで待ってたら結構すぐに席に通してくれて助かった。

前菜とメインのコースを頼んでまずはビールで乾杯。日中に陽のあたるテラスで飲むビールほど、美味しいものってない。はじめに太陽の恵みを一身に浴びた元気な野菜とヤギのチーズのサラダをいただきました。臭みが全然なくフレッシュで美味しいチーズに感激。

続いてアルザスの白ワインと共にサーモンとシュークルートのクリームソース。こちらもキャベツの発酵が絶妙で大変美味しゅうございました。

こちらのお店、料理の美味しさはもちろん、お店の内装もとても素敵でトイレの電気や洗面台まで何もかもがオシャレでありながら居心地がよくて素晴らしかった。

腹ごしらえの後、散歩しながら見つけた古本も新刊も両方扱っている本屋さんへ。気になる絵本2冊とアルザスの風景を描いた絵のプリントを一枚購入。東京に帰ったら額装してどこかに飾る計画。

特にあてもなくひたすら歩いてウロウロしているばかりだったけど、まぁとにかく眼に映るすべてが愛らしいものだから、ただ歩いているだけでも飽きるどころかワクワクが止まらない。人にはそれぞれいろんな趣味趣向があるものですが、私にとって豊かで美しい色の組み合わせがいかに癒し効果高いか実感。

飽きはしなくても疲れはするからちょっと休憩…向かったカフェの道すがら、地元の作家さん達がフリーマーケットの様なものをしていて、オシャレマダムのお帽子や手袋があまりに素敵だったからブローチとまとめて3点ゲット。旅先での買い物は迷わず即決。買わなくて後悔すること程ストレス溜まることないからね。

カフェでは頼んだカプチーノに大量のクリームが乗っていてとっても驚きました。これはドイツ式なのかなー?

遅くならないうちに戻るために後ろ髪引かれながら駅に戻りTERでストラスブールに帰って参りました。行きはガラガラだった車内も帰りは若者達でいっぱい。自転車やキックボード持参で乗車している人の姿が多かったのが印象的。

昼はしっかりコースをいただいたので、夜は軽めにホテルから程近いベーグル屋さんでテイクアウト。モノプリで買ったプチトマトと一緒にいただきました。

今日もよく歩いて疲れたから明日に備えて早めに就寝します。明日はストラスブールの街散策。大聖堂が楽しみでならない!

※この日記は、自身のfacebookに2019年9月に記載した内容の転載です。

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