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ひとの役に立つことが、サービスの本質なのかもしれない話

私の会社は、求人媒体の事業を運営しており、お仕事を探している人と、人材を採用したいと思っている企業とのマッチングを行っています。

私の会社では、自社のサービスを利用してくれる方のことを「ユーザーさん」と呼びます。
これは、文字通り、サービスを利用(ユーズ)するから、ユーザーさん。

求人媒体事業のミソは、お仕事を探している人と、求人企業の両方がユーザーさんであることです。
つまり、求人媒体事業では、お仕事を探している人が、サービスを通じて、自分のやりたい事を考え、探し、見つけ、応募をすることが出来ること。そして、求人企業がサービスを利用して、必要な人材を必要なときに必要なだけ確保し、事業を運営、成長させていくことが出来ること。
この一連の流れのなかで、「使ってもらうこと」がとても大切になってきます。

私の会社では、「ユーザーファースト」という言葉があります。
私の所属している部署は、サービスの企画・開発を行う組織であり基本的には、求職者に使ってもらうサービスの企画を行っていました。

そのため、ユーザーという言葉の意味を私はずっと、求職者のことを指しているんだろな、と思っていました。
しかし、実際にはサービスを利用するユーザーは、求人企業と求職者の双方です。
つまり私たちのサービスは、両者のマッチングを成功させることで、求人企業からお金をいただいているため、眺めてもらうだけでは意味がなく、使ってもらうことが大事です。
この「ユーザーさん」という言葉の中には、そのような意味も含まれていることを常に覚えておかなければいけないなと
サービスをつくる者として、そしてマッチングビジネスに関わる者として、そう思います。


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