伝えることは、銃を撃つことと似てる

日頃、もっと伝わってほしいのにうまく伝えられない、そう感じていた時に、私がうまく伝えられないのはそもそも、「伝えたいことがまだハッキリないから」じゃないかなと思った。

で、これって拳銃を打ってるつもりだけど弾を込めてないことと一緒なんじゃないなって思った。弾が入ってないから誰にも届かない。


前回のセブンルール「デザインのひきだし」編集長の津田淳子さんの姿を見ていたり、先日行ったあらトークイベントで感じたこと。

それは「これだけは言わせてくれ!」の思いが強い人は、しっかり弾を込めてるからちゃんと届く人には届くし、考えがしっかり強い人はその弾がガチガチに硬いから、ちゃんと撃ち抜くことが出来るんだなってこと。

たとえば津田さんが、「この台湾で買った紙がめっちゃ可愛くて!!」と番組の中で仰ってた。そういうこれを伝えたいって思いがよく伝わってきた。

トークイベントではスピーカーの方が「〜って、〜じゃないですか?」という話し方をしていた。最所はちょっと苦手だなと思ったんだけれども、「私はこう思ってるんだよね。」の主観が良い意味で凄く強いと思った。


そもそも空気みたいにふわふわした状態じゃ撃つこともできない。弾を込めても、脆かったら打った時にはじけて飛ばない。しっかり硬い銃弾を込めることが出来れば、人の心を撃ち抜くことが出来る、人の心に残るんだなと思った。


自分の銃弾を硬いものにしていくためにも、普段から自分の意見を鍛える練習をする。

そして、その銃弾も、一発だけじゃなくて何発も持てるように、普段から色んなことに対して自分の考えを深める。

どんな撃ちかたをしたらいいのか、伝えたい人に伝わるためにはどう伝えるのがいいのか、考えて撃つ練習をしていくことが大切だなと思った。

私も弾をもっと込められるようになろう。

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