完璧主義の呪縛から抜け出せない日本女性
こんにちは、ラン丸(@sign45917948)です。
日本では男女の収入格差、管理職ポジションに就いている人数の差がまだまだ大きいですよね。
また、国会議員の男女比、女性閣僚の比率など政治的な意思決定への参加の評価が非常に低いです。
今回は、先進国の女性は富裕層でなくても家事を外注し、子育ても日本に比べて何故楽なのかを解説していきます。
「男は仕事、女は家庭」という固定的な性別役割分業が日本ではまだ残りますが、海外ではこの手のことは年齢などと共に口にするのもタブーとなっているそうです。
また、シンガポールでは各国の大使という役職にも女性が就いていることも多いです。
女性経営者もたくさんおり、女性であってもある程度の社会的地位や収入があった方が魅力的だと思う人も多いです。
「女性は家庭」は固定観念
メイドサービスが安価(月5万円前後)で利用しやすい香港では単身世帯の女性もメイドを利用するのがごく一般的です。
それほど高所得でなくても、掃除や食事の準備などの一切の家事から解き放たれて仕事や趣味に勤しむ若い女性も多く存在するのです。
シンガポールではメイド税があり、香港よりはコストが数万円高くなるので単身よりは家族単位で利用するケースが多いです。
専業主婦でも子供が学校に行っている間はメイドに家事を任せてジム通いという人もたくさんいます。
このようにシステムが整っている国の女性の多くは家事育児に忙殺されることなく自分のライフスタイル、人生を楽しんでおり、母になったとしても、趣味や交友などを大切にするのです。
このメイドサービスの分野は、国内では「家事代行」とういう業態で広まっていますね。
さらに多様な働き方によって女性の社会進出は無視できないものになってくると思います。
子どもは社会で育てるもの
中華圏では今でも子供は社会が育てるという文化が根付いており、周りの人が育ててくれる土壌があるそうです。
子供のバレエの発表会やイベントなど、日本だったら保護者が駆り出されるような場でも、外国人の保護者らはドロップオフ(母子分離で子供を置いていく)をするのが一般的。
スタッフも責任を持って預かるから休んできてという感じです。
また欧米人は、シンガポールでも生後すぐに子供を別室に寝かせて、母乳も3カ月程度でやめるという女性が多いです。
そうすることによって子供も自立をするので母子分離も早期から可能になるようです。
また、夫婦での時間を大切にすることができるので欧米人はカップル単位でパーティーなどにも参加する機会が多いようです。
もちろん子供は置いていきますし(メイドなどが面倒を見る)、そのことに罪悪感も抱いていないようです。
もちろん他人に口出しをしたりもしないそうです。
この辺りは、文化の違いが顕著に表れていますね。
海外ではPTA問題も存在しない
海外の学校行事はパパが参加することもあれば、メイドの場合もあります。
そもそも行事も多くもなく、お弁当を作らなければならない機会はほとんどないそうです。
軽食を自宅から持たせることはありますが、周りもタッパーにミニキャロットやぶどうを詰めてくるレベルなのでどんなに仕事が忙しくても夜の間に準備をしておけます。
最低限、水筒を用意し、クラッカーやドライフルーツなど自宅にある物を詰めるだけで大丈夫です。
PTAに関しては日本ではその役割や人間関係が大変過ぎてテレビドラマにもなりましたが、海外ではそんなことはないそうです。
シンガポールでもボランティアとしてクラスのお世話係をしてくれる人はいますが、それ以外の人は大きな負担にはなりません。
ボランティアをするとなると日本よりも一人にかかる負荷は大きいですが、強制ではなく自発的にやるものです。
学校からの連絡などもペーパーレスでメールやアプリなどで合理化されているそうです。
ママ同士の集金なども銀行間の電話番号での送金などで決済をしています。
国内の場合、紙での連絡事項や現金の集金などをなくすだけでも負担は大きく減らせるはずです。
外資系では女性の管理職も多い
私は東京にいたとき外資系企業で働いていましたが、日本企業と比べ圧倒的に女性管理職が多かったです。
お子さんがいる女性上司も多かったのですが、直属の上司も「食べさせれば子供は育つのよ」と言っていたので全く窮屈な感じはしなかったです。
当然、日本在住でも仕事も家庭も完璧にこなしている女性などほとんどおらず、管理職などになっている女性は家族やヘルパーに頼る、塾などに外注するなど家庭では上手に手抜きをしていました。
全部自分でやろうと思うとパンクしますし、プロに外注をした方がうまく回るということも多いものなのです。
最近では、近所にどんな人が住んでいるのかもわからないことが多いのではないでしょうか。
保育園や幼稚園に預けるのと開示を頼むのは若干異なるところもありますが、時間を作る手段としては同じと言えます。
上京して周りに頼れない状況の人は、外注も検討してもいいかもしれませんね。
完璧を目指さない生き方
「女性だから(母親だから)こうあるべき」という精神的な呪縛が日本人女性を苦しめているように思います。
家に帰ると家族の姿はあるものの忙しく働いているので、親になったらこうあるべきだという固定概念が根付いていたのかもしれません。
母親が専業主婦で家事をする姿しか見ていなかったらまた違ったでしょう。
女性の人生には色々あり、パートナーと死別や離別をする機会もあります。
そんな時も経済的に自立していればお金の問題を抱えずに済みます。
性別役割分業にとらわれ過ぎずに、自分の収入だけで自活できるように自立し続けられるようにしたいですね。
昨今では共働きの家庭が増えていますが、一度見つめなおす機会になれば幸いです。
夫婦生活に限らず様々な人間関係でコミュニケーションがうまくいけば、物事は少しずつ前に進んでいきます。
いきなりは変化しないと思います。
まずは、挨拶と感謝を言葉に出してみませんか。
今回は、以上です。
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
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