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なぜ人は行列に並ぶのか

こんにちは、ラン丸(@sign45917948)です。

今回は、人が行列ができるビジネスではなく、まだ人々が気づいていない市場の開拓が必要なのかについて解説していきます。

荒野を宝の山に変える

事例として挙げるのは、1848年にアメリカで起こったゴールドラッシュです。

当時、アメリカの西海岸で金鉱が発見されると、一攫千金を夢見た大勢の人がカリフォルニアに押し寄せます。

しかし、本当に大金を手にできたのは、金を掘りにきた人たちではなく、そこに起きた「金を掘り当てたい」という需要に応じたサービスを提供した人たちでした。

真に儲かったのは、金を掘るためのつるはしやスコップなどを売った人たちです。

投資とは、宝の山に群がることではなく、荒野を宝の山に変えることです。

供給者になりたければ、そこにある“需要”を見つけること

金持ちとは社会のブームを利用して稼ぐ人のこと。

つまり、成功者は人々の需要を見つけ、それに乗じるのが上手いということです。

例えば、カリフォルニアのゴールドラッシュを利用して財をなした人の一人に、リーバイスのジーンズでお馴染みのリーバイ・ストラウスがいます。

当時、鉱山での作業は激しい労働を伴ったため、普通のズボンではすぐに破れて使い物になりませんでした。

そこでリーバイスは、補強のために金属製の鋲(びょう、リベット)を打ちつけたズボンを発売。

丈夫で特徴的なズボンは労働者の間で大ヒットとなりました。

結局、砂金掘りに訪れた人々の大部分は、金の供給者になろうとしながら、いつの間にか自分たちがサービスを供給される側になっていたワケです。

彼らが供給者になれなかった理由は、もしかしたら「金持ちになりたい」という自分の要求だけに目を向けていたせいかもしれません。

供給者=商売人になりたければ、他人が欲しいと思うものを提供する必要があります。

既に「世間に広まっている方法」で稼ぐことはできない

「金を掘った者に金持ちがいない」のは、すでに世間一般に広まっているような儲け話で稼ぐのは簡単ではないこと。

人は通常、「行列ができているものが良いものだ」と考える傾向があります。

今年でいう、〈タピオカブーム〉ですかね。

それはいわば、他人が「良いものだ」と保証してくれているようなものだからです。

いつの世でも、桁外れの成果をあげる人は、自ら市場を開拓する人か、初期段階で他人よりも早くその市場の将来性に気づいた人です。

成功するためには、他人とは違う道を行く勇気を持たなくてはなりません。

つまり、「まだ人々が気づいていない金脈を探せ」ということです。

確かに、人々が気づいていない金脈を自分で探すのは大変でしょう。

失敗すれば、投資がムダになってしまいます。

人が、「行列に並びたい」と思うのは、失敗を避けたい心理状態からです。

成功したければ、失敗は避けられない

多くの人が気づいていないのが、「失敗を避けることは、同時に成功を避けることでもある」ということです。

機会損失は、企業活動においては非難の対象になり難いものですが、実は、この「見えない失敗」を避けることが、もっとも大きな経済効果をもたらす可能性が高いと言っても過言ではありません。

チャレンジをしたければ、失敗は避けて通れません。

失敗したくないからこそ、人は真剣に自分の道を選択し、万一、失敗した場合は、そこから多くのことを学べるのです。

ただし、気をつけなければいけないのが「致命傷となるような失敗」です。

つまり、「自分が負いきれない失敗はしてはいけない」ということです。

ユニクロの柳井正氏も「致命傷とならない限り失敗はしてもいい」と述べています。

人が何か大きな成果を手に入れるためには、「自らの失敗に学ぶか?」

もしくは「他人の失敗から学ぶか?」のいずれか、もしくは、その両方しかないと考えています。

同じ失敗をするにしても、「早く小さく失敗する」ことで自滅しないだけの気力を残しておき、その後の飛躍に繋げることが肝要ではないかと考えています。

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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