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「ほめ方」の工夫

こんにちは、ラン丸(@sign45917948)です。

人に動いてもらいたいのであれば、相手の心をマイナスではなくプラスの感情にさせることが大切です。

では、相手のことをほめてほめまくれば、いい気分になってくれるのでしょうか?

そうではありませんよね。

実は、「ほめる」という行為は、難しいものです。

あなたも、「ほめたつもりなのに、相手の反応がなぜかいまいち...」という場面がありませんか? また、ほめるのが苦手という人も少なくないでしょう。

そこで今回は、相手の気持ちをプラスに動かすためのほめ方の例を紹介していきます。

言われた相手が嬉しくなる「ほめ方」

・伝え方が9割
・物は言いよう
・言い方ひとつで印象が変わる

よく聞くフレーズですが、あなたはどの程度意識していますか?

チームワークを良くするため、意識的にメンバーをほめているが、何だか空回りしてしまう。

上司をほめれば、あしらわれたり、部下や後輩をほめれば逆に距離が出てしまう。

そんな人は、もしかすると相手の機嫌を取っているように映るのかもしれません。

相手の心に響くようにほめるには、ちょっとした言葉の選び方やしぐさに工夫が必要です。

相手の長所をずらした視点でほめる

一般的に「ほめる」というと相手の良い点を口にすると思われていますが、世の中で活躍している方は、それだけでは不足していると考えています。

なぜなら、ほめられ慣れている人は「良い点があるなんて、自分にとっては当たり前」という思考だからです。

つまり、自分は相手の長所をほめているつもりなのに、相手にとっては当たり前のことに過ぎず、安易なお世辞に聞こえてしまっているのです。

これでは、ほめる行為自体が無駄になりますし、相手との良好な関係を構築できません。

そこに気づいている人は、相手の長所をずらし、相手が気づいていない視点でほめるようにしています。

ほめるとは、相手の長所に気づくことではありません。

相手の長所に気づいた上で、少しずらした視点でほめることなのです。

相手が気づいていない視点でほめると、「そんな自分がいたのは知らなかった」と面白いほど相手は喜んでくれます。


次に、「相手の長所をずらした視点でほめる工夫」を紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。

人と会うのが楽しくなるほめ方

1)「〇〇さんもすごいと感心していた」と第三者の意見も交えてほめる

自分の意見だけでなく、「ほかの人も同じことを言っている」と伝えれば、ほめ言葉に説得力を持たせることができます。

2)「ちょうど、欲しかったんです!」と伝える

このセリフは、プレゼントをもらった時に活用しましょう。

「あなたと私は同じことを考えている」というスタンスを見せることで、お互いの心の距離を縮めることができます。

3)手書きのメモ書きに「いつも助かっています」と書いて渡す

何かをしてもらったときなどに感謝のほめ言葉を言う場面があります。

そんなときは対面でほめるのではなく、見えるアナログほめ言葉を仕掛けましょう。

わざわざ手書きのメモ書きにほめ言葉を書くことで、人肌を感じ、ほめ言葉の印象が何倍にも膨れ上がります。

4)「真顔」で真剣にほめる

本気のときほど、人は「真顔」になるもの。

心から感動したときは、冗談で済ませるのではなく、本気の真顔で接するのが正解。

笑ったり冗談ぽい表情になっていませんか。

5)あえて人前でほめる

嬉しさを倍増させるには、あえて人前でほめましょう。

人前でほめられて、その後、まわりの人から「やったね」と賞賛されたほうが、ほめられる喜びが大きくなります。

6)「雰囲気が変わりましたね」と言う

人は自分が変化し、成長していると思いたいものです。

久しぶりに会った人には「変わりませんね」ではなく、「変わりましたね」と変化を言うことで、相手の成長をほめるとともに、「あなたのことを気にかけている」という相手への関心も示すことができるのです。

嘘にならないように注意してくださいね。

7)「マネしていいですか?」と言う

自分のほめ言葉を「見える化」する方法は、相手の振る舞いに感動した際に有効です。

相手の振る舞いをマネすることで、「あなたを評価している」ことを言葉以上に伝えることができます。

8)会議の途中に「熱心に聞いてくれて嬉しいです」とひと声かける

話し上手な人は、常に聞き手の反応を見ています。

重要なミーティングや会議の途中にこの言葉をかけるだけで場が和らぎ、聞き手も「もっと聞くぞ」という姿勢になってくれます。

9)「さすがです。気づきませんでした」と答える

相手から受けたアドバイスに対するお礼のほめ言葉。

「私が知らないことを知っているあなたは、とてもすばらしいです」という賛辞をさりげなく伝えることができます。

10)具体的な数字をあげてほめる

部下やメンバーの成長をほめるときは、具体的な数字をあげるのが効果的です。

例えば、「シェアが2倍」「利益が140%増」など。

売上の昨年比較やTOEICのスコアなど、数字で比較できるものは意外と多いものです。

まとめ

人にほめるのが苦手な方もいるかもしれません。

言い方ひとつで180度印象が変わることも、現実にはよくあることです。

どうせ話すなら、「あの人と働きたい」「あなたと一緒にいると楽しい」などの言い方を身に付けてみませんか。

たったそれだけで、本当に信じられないくらい、人生が劇的に変化していきます。

「相手の関心があることに関心を持つ」

これが、人間関係を良好に保つ秘訣なのではないかと思います。

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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