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【おしらせ】note文芸部の今後につきまして

こんにちは、note文芸部の神谷京介です。
今日はタイトルのとおり、けっこう大事なおしらせを伝えに、この部室にやってきましたよ。
現在部員として加入いただいている方はぜひ目を通してください。


note文芸部、2020年12月末をもちまして活動休止いたします

あらたにスタッフ募集してあまり日が経っていないうちのことで、申し訳ない気持ちばかりですが、いろいろと考えた末、このような形で一旦幕引きさせていただこうとおもいました。


活動休止の理由について

唐突な発表になり、とまどう方もいるかもしれません。
すでにこの時点で筆が重いですが、がんばって書いてみますね。

たいへん恐縮ですが、わたし、神谷京介の個人的な活動にかかるあれこれが主な理由です。

書籍化する自作や、個人出版社の準備をしています。
どうしてもわたしは器用じゃないらしく、小説を書くことと運営活動をうまく両輪で回していくのが当初からの目標だったのですが、むずかしくなってきました。中途半端になってしまうよりは、一旦区切りをつけたほうが良いと判断しました。

活動休止、なので、廃部ではありません。あくまでも一時ストップするよ、という意味です。ただ、1か月2か月とかで復活することはおそらくないですし、そのころnoteがあるかどうかもわかりません。名称ふくめ、少しちがった形になるのかもしれません。


もともとあっちこっちに気が多い体質で、わかりやすくいえば飽き性です。これはもちろん文芸部に関してではなくて、いわば自分が生きてきた中で、10年を超えてつづけられたのは、唯一、小説を書くことだけでした。

noteに出会えたことで、外にいるたくさんの書き手を知り、似通った、だけどそれぞれちがうおもいで筆をとる同士たちが、すぐ隣にいたのだということを知りました。

noteの世界もなかなかダイナミックに(一見するとユーザー自身の手によって)流動していき、実はここ最近「note文芸部はもう役割をおえたのではないか?」とおもうこともあって。

わたしとしては、noteはクリエイターのためのプラットフォームだという認識がいまだに強いです。
その中で「作家」という存在にスポットライトを当てて、一緒ではないけれどともに書いている、学校の中の文芸部のような場所があってもいいのでは? それがnote文芸部をつくるきっかけでもありました。

ここがなくてもその環境さえ整備されればいいともおもうのですが、わたしが感じるところ、まだまだこれからか、もしくはまったくそのような方向には進んでいかないようです。


書けたり書けなかったり、孤独だったり満腹だったり、選んだり選ばれたり、読まれたり読まれなかったり、みんなで考えていくことはたくさんありますが、案外、実はすぐ満腹になれるのかもしれません。


あれ……? すごく脱線してしまいました。
いつもどおりまとまりがなく、ごめんなさい。
こうしてもやもやを抱えたまま運営をつづけていくよりも、いやもしかするともやもやは晴れるのかも、とか最近はずっとずっと考えつづけていました。

ということで、わたしは今こんな状態なので、ひとまず区切りをつけさせていただいて、創作と本づくりに打ち込むことで見えてくる新しい景色があれば、そちらに向き合ってみたいです。

そこで見えたものを、どれくらいの時間がかかるのかはわからないけれど、いずれはみんなにも返していければ、なんて考えたりもしていて。





今後についてのご案内(重要!)

主に部員向けのご案内です。けっこう大事なことを書いてあるので、こちらだけでも目を通しておいてくださいね。

現在のサークル「部員プラン(プランというか1種のみ)」ですが、こちらを8月31日をもって削除いたします。
ちょっとまぎらわしいのですが、これによってなくなるのはサークルプランのみで、note文芸部のnoteアカウントは残りますし、活動は先のとおり年末まで継続しますが、

・現在部員の方の月額入金
・新入部員の受け入れ


この2点がなくなるイメージです。
月額については、2月からのサークル開設から半年が経ち、ありがたいことにかなりの金額を積み立てることができました。なので以降の月額は不要として、部誌などで還元することにつとめていきます。

9月以降も部員用Slackはそのまま残ります。8月まで部員だった方は継続して主にSlack上で一緒に活動していきましょう。当面の目標は部誌の作成ですね。


要点としては……
・8月31日付けでサークル「部員プラン」削除します
・8月31日時点で部員だった方は、そのまま継続して参加できます
・上記の方の部費(月額500円)の徴収はなくなります
・活動休止日は12月末の某日(今後決定)です
※部員用Slackでもあらためてお知らせしますね



おわりに 

さてここでちょっと自分のことを、ゆるされるならば書いてもいいでしょうか。
ほんとうに自分のことを書きますよ。


最近、顔写真をプロフィールアイコンにしたんですよね。

そしたらなんかこう、すっきりしたというか(推奨しているわけではないです)。憑き物が落ちたというか。いいすぎか。
で、そのきっかけになったのは、文芸部を一旦たたもうとおもったからでもあります。

今まで複数のアカウントをかけもちしたり、文芸部と自身のアカウントでちょっと口調が変わったり、多面的だけど一貫した自分を無理やり「noteっていう、自分からしたら優等生な方々がだんだん増えてきた場所」にあてはめようとしていたのですが。

まぁべつにいいじゃんって、おもえるようになりました。
文芸部をやっていく中で巡り合えたみんなには、もはやいろいろとばれてるだろうし。


なにも持っていない作家のわたしが、作家であるあなたとともに書いていける。

文芸部が一旦おやすみになっても、自然とそれはつづけられるのでは、おもいを絶やさずにやっていけるのでは、という希望的観測。……が叶うように、自然体で、あんまり自分を分裂させずに。

ひきつづき、ささやかな交流ができればなぁ、と……。


せわしなく流れていく日々ですが、あなたがいつも健やかに作家でいられる、そればかりを願っています。


ひとまず、年末までお付き合いいただけますか。
よろしくお願いします。


2020.8.26 神谷 京介

部誌作るよー!!