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オーディオを始めるには?(ケーブル編)

スピーカーやアンプなどの機器の紹介をしていますが、その接続に使うケーブルの種類いっぱいあって分かりにくいですよね。
オーディオ入門者向けに紹介したいと思います。

アナログケーブル

アナログのケーブルも
①プレーヤーからアンプに繋ぐラインケーブル
②アンプからスピーカーに繋ぐスピーカーケーブル
この2種類があります。

ラインケーブルについて

基本的なものとしてRCAケーブルが使われます。今回に関してはこれをだけ覚えましょう。
もっと高音質を求めたり、音楽制作や配信に使う機材(オーディオインターフェースなど)を使う方は、別のサイト探しましょう。
RCAケーブルのコネクタ形状を見てみましょう。

RCAケーブル

このケーブルはアンプ側もプレーヤー側も同じ形状です。通常は赤を右(Rチャンネル)、白(Lチャンネル)と間違わないように色分けして使うのがオススメです。
AmazonベーシックRCAオーディオケーブル
オーディオテクニカ ラインケーブルなど安価かつ色分けされているものがいいでしょう。

ちなみにアンプやプレーヤー側の端子はこのような形状です。

アンプのRCA端子

右左間違えでも音は出ますが変な感じに聴こえるので注意してください。

スピーカーケーブルについて

こちらはアンプやスピーカーによって使える端子が変わってきます。
ほとんどの場合は裸線で接続可能です。その場合はスピーカーケーブルというものを買い、その端部の被覆を数cm(ものによりますが2cm程度)剥がして使います。
以下のような形状場合はこの方法が必要になってきます。

FOSTEXアンプ 端子

しかし、ほとんどのアンプやスピーカーで使用可能とはいえ、この方法で使っている方はあまり見かけませんし、自分で作成するため中の銅線を切断してしまう事も考えられます。使用可能であれば、これから紹介する2つの端子で処理されているケーブルを購入することをおすすめします。

Yラグ

Yラグは名前の通りY字になっており、スピーカー端子のネジを緩めて挟み込むタイプです。しかし、アンプやスピーカー端子のスペースが狭いとYラグ同士がぶつかる可能性が高くなり、音にも影響が出てきますので注意が必要です。

Yラグ

バナナプラグ

こちらはスピーカー端子に差し込みタイプです。結構硬いので、差し込む時は機材をしっかり抑えて作業しましょう。バナナプラグの場合差し込み穴にキャップがされている場合、カッターの刃のような薄いものを噛ませて取りましょう。
接触など考慮するとバナナプラグが1番オススメです。

バナナプラグ

完成品スピーカーケーブル

これらのスピーカーケーブルどこで買えばいいのか?オススメは音光堂さんです。Amazonにも出品があり買いやすいです。
《Yラグスピーカーケーブル》
CANAREスピーカーケーブル(Yラグ)
BELDENスピーカーケーブル(Yラグ)
《バナナプラグスピーカーケーブル》
CANAREスピーカーケーブル(バナナ)←私も使っています。
BELDENスピーカーケーブル(バナナ)

最後に

今回は最低限の内容となっています。
有名な家電紹介サイトでも間違えて紹介されているという情報も見かけました。このように非常にわかりにくいものだと思います。
アンプやDACが一体型であれば。ラインケーブルはいりませんし、スピーカーとアンプが一体型(アクティブスピーカー)であればスピーカーケーブルがいらないという事もありますが、基本の構成は覚えておきましょう。

ではまた

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