息子の非行と親の子育て「少年院生活-その1」

息子の非行と親の子育て「判決は少年院送致」の続きです。

息子の少年院生活が始まりました。
私の人生で「少年院」なんて無縁の世界かと思ってましたが・・・

親としてこどもを信用していないって言われそうですが、
「これでしばらくは彼が何か事件を起こす心配がない」という安心感がありました。

それでも家族の1ピースが抜けてしまったことは、我が家には大きな変化です。
下の子にも話しました。
下の子は口には出してませんが、きっとかなり気にしていたでしょう。
普段は仲がいいのですが、事件を起こした前日に兄弟で大ゲンカをしていたのです。
もしかしたら自分がきっかけで、なんて思っていたかもしれません。
結局、下の子は一度も面会に行きませんでした。

少なくとも11か月は帰って来れません。

その面会には私と家内は月イチペースで行きました。
手紙は2週間に1回くらいのペースで、私と家内でそれぞれ書いてました。
同様に息子からも返事が返ってきており、いつも反省の言葉が並んでました。
もちろん息子からの手紙には少年院の検閲が入るので、まじめでまともな文章なのは当たり前かと思いますが。

スマホの契約を休止にしました。
理由は「留学で不在のため」なんて言って・・
なんか情けないですね。

並行して被害者への損害賠償の交渉が続きます。

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