のりちゃーん

大学生(21) 摂食障害という自己との闘いについてと、日々思ったことの備忘録。 ht…

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大学生(21) 摂食障害という自己との闘いについてと、日々思ったことの備忘録。 https://www.instagram.com/no19_no97/

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20歳の時、歩けなくなった理由〜ダイエットの成功とはどこ〜

【少し長めの記事になります】 「当たり前が当たり前でない、できない」 「普通が分からない」 摂食障害に限らず、精神病と謳われるものはほとんどはこれに当てはまるのではないかと思う。 かく言うと、まるで研究者か専門家かと思われるかもしれないが、私がこのように精神とか思いに関して考え始めたのは、摂食障害と医者に診断された時、つい最近のことである。 摂食障害は、「ダイエットの失敗によるもの」とか「過剰なダイエットの延長線にあるもの」とかとも捉えられる。実際、両親に向けて医者

    • 夏は寒くない、暑いはず

      暑い日が続きますね。クーラーの効いた冷たい部屋に引きこもっていたくなります。 そう思うのが普通でしょうが、去年の今頃の私はその空間が嫌で嫌で仕方がなかった。毎日寒い寒いと言いながら、長袖を着てガタガタ震えていました。 そこは病室で毎日一定の冷たい空間が保たれていました。さらに、その頃の私は体力もなく、ヒョロヒョロで温度調整さえできなくなっていました。だから、去年の夏の暑さを私は知りません。 面会に来てくれる母親が、今日も暑いよと汗を拭う姿を見て、ああ本当なら暑いのだな、

      • 蕎麦をすすって優しさを感じた

        気が参っている私を見かねた母が 外へご飯食べに行こう、と声をかけてくれた。 何度かご飯食べに行かないかと誘ってくれてはいたのだけれど、うぅん…と浮かない返答をしていた。 でも今日は、あまりにも気が滅入り過ぎていて 逆に今外に出なければ、このチャンスを逃せば、私は一生、外へ抜け出せないのではないかという強迫観念に襲われていた。 行く…と答えると、何が食べたい?と尋ねてくれた母。 私は「食べる」ということになると、ものすごく考えるのに時間がかかる。何が食べたいかよりも、自

        • 心のかゆみに勝ちたくて

          毎日体中がかゆい。私は決して不潔ではないと思うし、虫に刺されたわけでもない。発疹もないのだが、とにかくかゆい。 どうやら、ヒスタミンというかゆみを引き起こす神経物質が過剰に分泌され起こっているらしい。過剰分泌のわけは、心理的な原因が大きいという。 心理的な原因ねぇ… 心理的原因なんて、今の私のいる環境ではないはずなのに、もっと外で戦っている人が持つはずのものなのに、私なんかが心理的原因なんて抱く資格もないのに。 きっとこう診断されたということは、まだ私の中の摂食障害は

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        20歳の時、歩けなくなった理由〜ダイエットの成功とはどこ〜

          後悔する私へ

          明日を生きる私、 また今日も同じことで後悔するでしょう だからもういいんです それはもう後悔じゃないんです するべきことなんです もはやもう日課なんです あなたにとって必要なことなんです だからもう割り切って それは体に取り入れて その思いも心に沁み入れて これまで無視してきた私の気持ち やっと気づいてあげれたあなたの気持ち 今度こそ見逃さないであげて 後悔しないであげて 泣いて叫んで切り刻まれた自尊心を 微笑みと会話のボンドで繋げてあげましょう 全てのことに罪悪感を持

          後悔する私へ

          自分は何者かという呪縛

          「何者かにならなければならない呪縛」 これは、最近の私の中で一番心に溶け込んだフレーズ。あぁ、私がボンヤリといつまでも抱いている不安は、まさにこれなのかもしれないと思った。 自分には価値がない、皆いろんな才能を持っているのに、それに比べて私は、、と勝手に卑下して、何か勝るものはないかと模索して、執着したものが体型。これだけは他の誰よりも綺麗な形でいなければと、加速した結果がいびつに変型した私。 その、比べていた「皆」が一体誰なのか自分でもよくわからなくて、その「皆」は一

          自分は何者かという呪縛

          出来たはずのことが出来なかったから悔しくて、出すべきものを出さなかったから後悔があって、本当にそれが好きだから未練があるし、その存在が大きすぎるから立ち直るのに時間がかかる

          出来たはずのことが出来なかったから悔しくて、出すべきものを出さなかったから後悔があって、本当にそれが好きだから未練があるし、その存在が大きすぎるから立ち直るのに時間がかかる

          お前、引きこもりか?と父親に言われた女が思う「引きこもり」

          「引きこもり」 最近、毎日のように目にするワード。胸に刺さります。何故なら、自分にも向けられた言葉でもあるかもしれないから。自分にも当てはまるかもしれないなら。ピッタリと当てはまるとは言い切れないけれど、そう言われた経験があるから。 でも、一体引きこもりの定義とは何なのだろう? これも悲惨な事件が起こった今、見直されていますね。私も調べてみました。 ひきこもり 「自宅にひきこもって、社会的参加をしない状態が6カ月以上持続しており、精神障害がその第一の原因と考えにくいも

          お前、引きこもりか?と父親に言われた女が思う「引きこもり」

          詩から読む人の思い

          ひとが ひとでなくなるのは 自分を愛することをやめるときだ。 自分を愛することをやめるとき ひとは 他人を愛することをやめ 世界を見失ってしまう。 自分があるとき 他人があり 世界がある。 お前にあげたいものは 香りのよい健康と かちとるにむづかしく はぐくむにむづかしい 自分を愛する心だ。 この詩を初めて見た時、ドキッとしました。 これは吉野弘さんという詩人が娘の奈々子さんに向けて書いた詩です。 まるで、私の父親が私に向けた言葉のように感じ取ってしまったのです。

          詩から読む人の思い

          本番がやってきた

          6月になりましたね。 5月は世の中、節目となる大きいイベントが多かったからか凄まじく早く終わりましたね…。私にとって5月は、6月という「本番」のための準備期間だったと振り返ります。 「本番」って、まだまだって思うけど、来るもんなんですよね…1週間前くらいになるとあっという間に日が巡り、焦り、前日は謎の余裕との葛藤なんですよね…いつもこれなんです…。 そして、昨日はその「本番」でした。 あこがれの第一志望の就職先の面接の日でした。就職試験っていうのも初めてで、私にとって

          本番がやってきた

          私に出来ることはどこまで?

          辛いと感じることって、人それぞれだし、私にとって辛いと感じることが他の人にとったら幸せなこともある。 その場合にその人からそのことが辛い、と相談を受けたら、どう感じてどう答えるか。私には理解できないと、半ば聞き流すのか、どこがどう辛いのか掘り出すのか。 正解は無いのだろうけど、相手の立場に立って考えてみるっていうことが、当たり前だけど有効ってことは事実。それが一番難しいのも事実。 あと、知識も無いと的確なことは言ってあげられない。例えばカウンセリングの先生。あの方達は、

          私に出来ることはどこまで?

          母親のこんな優しさが愛おしい、口に出さない優しさ、文字で伝わる優しさ、その人の書く字、うまく言えない時は、これが一番愛が伝わるのかもね。

          母親のこんな優しさが愛おしい、口に出さない優しさ、文字で伝わる優しさ、その人の書く字、うまく言えない時は、これが一番愛が伝わるのかもね。

          いつまでも同じところでウジウジ回ってるわけにもいかんし、諦めるところは諦めて前に進むしかないよねぇ。その諦めたところは、自分に余裕ができたときに拾いに行くべきものなら、また迎えにいけばいいんだよねぇ。今はそいつは、ほっぽいとこうよねぇ、自分。

          いつまでも同じところでウジウジ回ってるわけにもいかんし、諦めるところは諦めて前に進むしかないよねぇ。その諦めたところは、自分に余裕ができたときに拾いに行くべきものなら、また迎えにいけばいいんだよねぇ。今はそいつは、ほっぽいとこうよねぇ、自分。

          克服するために大切な当たり前なことって何だっけ。

          久しぶりに、自分と向き合う記事を書きます。 多くの人は、ご飯を美味しく食べて満腹になったら、あぁ美味しかったって幸せを感じるのでしょう。私は空腹時の方が幸せだ。私の場合は、満腹に近づくにつれて罪悪感が襲ってきて、でも食べたいという気持ちも抑えきれず、「もう、いいや」という気持ちになり、なぜかスイッチが入ったように満腹以上になっても食べ続け、歯止めが効かなくなり、ふと止まった時、またとてつもない罪悪感に苛まれ、泣いて泣いて泣きじゃくって死にたくなるのです。 何故だか、食べる

          克服するために大切な当たり前なことって何だっけ。

          好きなように書かせてやれよなぁ〜

          私は人のエッセイとかコラムとかブログとか読むの好きです。でもその類は結構、イタいとかクサいとか揶揄されます。実は私も心の中で揶揄してたりしてる時もあります。でも、いざその作品を書けって言われたら書けないから、そんなバカには出来ないし揶揄してる割に最後までいっつも読み終わってる自分がいる。そして心は、妙なスッキリ感がある。ありがとう。 多分、ここまで読んでいただいた、私が書いたこういう文型もnote特有っぽくて嫌う人は嫌うのだろうと思います。でも私は、こういうペースの文型が、

          好きなように書かせてやれよなぁ〜

          クソポエマー

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