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オウカちゃん漫遊記 その1

(ゲーム本編から読み始めたい方は恐怖! メトロシティを練り歩くスピニングバードキック女まで飛ばしてください)

オープニング

少女オウカが!

諸国で!

旅をする〜!

設定!

有機ヒューマノイド型人造人間人新世人プレイヤー人格混同仕様外世他者表象ヒューマン・フィクション・インターフェースオウカクローンWR型

 従来のブレイン・マシン・インターフェースおよび宙間戦闘艇の操縦適性はそのままに、レスリングWrestlingを中心とした白兵戦に特化したモデルで腰回りが太く、重心が低い。

 通常のオウカクローンと同じく人造後3ヶ月で16歳相当の肉体に急成長させたのち幼体固定処理を行う。自我の発生には人新世人プレイヤーのメタ人格を起動キーとする。
 カタログスペック上は反応速度と記憶力に優れるとあるが、メタ人格との脳波混同のため性能が上下する場合がある。

レシピDLパスワード:MRS6GE9US

[Confidential]
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 私は今、メトロシティのはずれにある「バックラー社」と呼ばれる民間警備会社の前にいる。

 冒険を求める旅のはじまりに、研究所の所長が私に告げるのだった。

「人工知能の予測が正しければこの世は闇と化すわ。
 新興国ナイシャールにおける一連の事件にてサイバーテロ組織アムネジアとの関与が疑われているケン・マスターズ、いくつもの企業及び国際NGOの支援事業を手がけながらその陰で暗躍するJPという男、かのシャドルー復活の兆し……
 この目論見を打ち破れるのは祈りし者……貴方だけなのよ。
 まずはケンの逮捕に関わったルークという男と接触してもらえるかしら? 場所はメトロシティ……私、突然後ろから暴漢に襲われるような街は歩きたくないのだけれど、貴方なら存外馴染みやすいところかもしれないわね。
 人類原型研究所こちらからは子ども扱いしないから何も気にせず、ストリートファイトを楽しんでいらっしゃい。期待しているわ」

 ……いかなる障害をも乗り越え、強くなること……。
 それが私の果たすべき使命なのだ!!

オウカ・ユウギリの日誌より抜粋

恐怖! メトロシティを練り歩くスピニングバードキック女

 プレイ初日は5時間かけてチャプター7まで。ひとつひとつを細かくリプレイ記事にすると1500文字で3つ分くらいはできそうですが、まだメトロシティの路上が交通規制されている区域で昼夜を問わず行ったり来たりのおつかいをしていただけなので端的にまとめていきます。

 メインストーリーはOP〜チャプター1で知り合ったナイシャール出身の少年・ボシュの行方を道すがら探しているうちに、マッドギアやジュリの関わる事件に巻き込まれていく……という感じ。
 何かと戦うためか身に余るような「力」を急ぎ求めたり、相手が犯罪組織とはいえ人のものを奪ったりと不可解な点が多い彼ですが、そこになんとなくいい顔をしていたらデータカード争奪戦の片棒を担がされてしまったので、ちょっとその友情を疑う段になってきている気がします。まあこちとら早くナイシャールに行きたいからその口実になりそうだとは思うけど!

ペアルックでなかよしだったあの頃。
しかし帽子を被ると髪のポリゴンが剝がれやすく、スキルポイントを貯めて「見た目装備」をアンロックするまでは苦心しました。やっぱりスト6ってPS5のゲームなんだなぁ……。
ルークの説教を真剣に聞くオウカ

 オウカちゃんは早速春麗師匠から会得したスピニングバードキックで並み居る暴漢を撃退。しかし多人数で囲まれると技の出かかりや背後の隙を狙われがちでした。

 割とこうした段ボールギャングを返り討ちにしているだけでもレベルは上がっていく印象ですが、お金やアイテムを稼ごうと思うともっとNPCと戦っていく(自分から声をかけたり、マスターアクションで襲いかかる)必要がありそう。
 特にドロップロックという対戦中に条件を満たすことが重要なので、場合によっては某所で買えるデバフアイテムで攻撃力を下げてまで戦うとか……?

 まあ、アルバイトも含めてこういうのは配信外でちまちまとやっていこうと思っています。どうせ主たる支出は師匠の好感度アイテムかコスチュームなので。

 そんなこんなで各地を観光しつつ、サブミッションをこなしていきました。

歴代シリーズ要素である、港に停泊中の痛クルーザー
情熱的なお姉さんたちと

ビルの建設現場で師匠に出会う

 事前に好感度MAXまで上げたいと考えていた師匠は、ルークとケン。
 ルークは師匠スタイルが気に入っているところで、ケンは本作独特の陰を背負っている感じが師匠というより「この人を支えたいな……」という感じがするからです。

あご紐を締めていない、建設現場ナメすぎのオウカ。
真面目にヘルメットを見た目装備に入れていたので外れても被ったままの変なカットシーンになってしまった
初対決は回復アイテムをすべてつぎ込んだ消耗戦の末、1-2で敗北

 ケン・マスターズは、強かった。

 その心は今は挫けていても、芯の熱は栄光の時代SFⅡから何ひとつ変わってはいないのだろう。私の致命的な隙に叩き込まれるひとつひとつの技がそう伝えてくれる。

 だからこそ私は、無様なまでの勝利を求めずにいられなかった。あの瞬間に記憶した竜巻旋風脚を見よう見まねで使ってでも。
 しかし私は室内……それも不安定な建築現場での格闘に慣れていなかった。回転の軌道が逸れ、周囲を危険にさらした。それを事故の寸前で止めたのもまた、ケンの技だった。

「後先考えずに技を出すな」────彼の叱咤が耳に残る。
 ここがどこで、自分が何者か、わからずに技を振るっていた。私は愚かだ。しかしその悔しさによるものか、もっと別の何か──言い方が悪いが殺意のような──が、私を先へ先へとはやらせる。

 ケンは、私を弟子として認めてくれた。建設現場でのストリートファイトは周囲の作業員を巻き込みながら、しばし続いた。

オウカ・ユウギリの日誌より抜粋

 建設中のビルには競泳水着があるという噂があり、昼夜をかけて探索してみましたがミッションの進行度的にまだ入れない場所が多く、断念しました。その代わり周囲の作業員たちは現在のレベル帯に見合った強さのファイターが多く、ちょっとした経験値稼ぎにはなりました。


 次回は地下鉄に乗るところから再開です。お楽しみに。

#ストリートファイター6
#ネタバレ

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