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【ゲーム企画書】リズム握手会(仮称)【プチコン大喜利ワールドグランプリ】

1.概要

 リズム握手会(仮称)は、プレイヤーが握手会の出演者となって両手に持ったJoy-Conのボタンを押し、左手または右手を差し出して握手会参加者から差し出された手を握るか弾くことで得点を得るゲームです。

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 こちらはゲーム画面の簡易的なレイアウト案で、四角く囲まれたゲーム画面上部の手(ここでは左手)に対して左手を差し出すと握手が成立して得点「スマイル」が1つ増え、反対の手を差し出すと差し出された手を弾き得点「バシッ」が1つ増えます。
 また、握手が成立した瞬間(5~10フレームを想定)もう片方の手を差し出すと参加者の手を包み込む握手が成立し「スマイル」がもう1つ増えます。
 なお「バシッ」された参加者は、握手が成立した参加者よりも真顔で素早く退場します。

 握手成立後~参加者退場までのフレーム数にランダムあるいは規則的な個体差(手を離したがらない参加者の実装)を設けるかは現在検討中です。

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 こちらは入力判定や得点表示、制限時間表示のテスト用画面を模した図です。
 差しあたって本ゲームを必要最低限完成させるためのプログラム作成には以下のものが含まれると考えられます。

 1.押したボタンに反応を返すプログラム
 2.右手か左手のどちらか一方を差し出すプログラム
 3.得点を計測し表示するプログラム
 4.カウントダウンする制限時間を表示し、カウント0になったらゲームを終了するプログラム
 5.プレイヤーと握手会参加者の両手、握手会参加者の体、握手会参加者の顔、握手会参加者の応援コメントなどをそれぞれ表示するプログラム

2.このゲームを作る理由

 2017年の1月、地元のイベントで古谷徹さんと握手させていただく機会がありました。
 古谷さんの手はふわっと柔らかく、ファンへ向けた優しさが伝わる手でした。
 僕はそれに対して一瞬でも力強く握ってしまったことが恥ずかしくずっと心残りでした。

 今回、プチコン大喜利で特別審査員を務める古谷さんと、お題の「スマイル」を見て、笑顔がテーマのゲームとは何かを考えた時、まず一番にあの日のことを思い出して「握手で笑顔を増やすゲームを作ろう」と思いました。

 このゲームの開発を通じて「手を握る」という動詞の奥深さに触れたいと思います。

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