夕方、ひとりで晩御飯の準備をしていたところ固定電話から一本の電話が鳴った。

見覚えのない電話番号からの着信だった。
受話器を取ると、あの高校生からの電話だった。
先週末に大会があり、その結果報告をしてくれたのだ。
その声は、あまりにもか細く弱々しい声だったため、報告の前に結果は分かってしまった。

だけど、勇気を出して連絡してくれたことが何よりも嬉しかったし、じぶんだったら、できただろうか？とも思った。

誠実な対応になぜか胸が締め付けられるような思いがしたのは、なぜなんだろうか。

答えは分かっている。

よし、
頑張ろう。

今日もありがとう。