silent感想10話 短めに
silentも明日で最終回となりました。
久々に連ドラ見たけどそのドラマがsilentで良かった!
ネタバレ含みますのでご注意くださいね。
silentの好きな演出
silentで僕が好きな演出は手話で会話をしているシーンです。
BGMがなく、手話だけのとても静かなシーン。
手話や仕草、表情に神経が集中します。
しかも手話での会話シーンは言葉に無駄がなく、洗練された会話な印象を受けます。
これは僕が日常から軽口ばかり叩いているせいかもしれませんが、手話シーンでの会話は無駄が少なく、とてもストレートに感情を話しているような気がします。
いつの間にか主役より応援したくなってる2人
もちろん紬と想も応援しつつも、僕は奈々と春尾の2人の動向がとても気になる!
2人の掛け合いが絶妙で、お互いからかいつつ円滑にコミュニケーションをとっている姿がなんとも心地良い。
ちょっと意地悪な大人同士の会話って感じで素敵です。
恐らくお互いの信頼があってこその会話。
早く付き合っちゃえ!
あともう一歩
想が紬の事を好きになればなるほど、変わっていない紬と接するほど、昔を思い出し変わってしまった自分との対比で辛くなるのは理解できます。
しかし、その態度は紬からすると難解でしょう。
紬は距離感がわからず困惑します。ちょっとかわいそうではあるけど。
終盤の想が思いの丈を話し泣き出すシーンで、僕は紬に思いっきりハグしてあげて欲しいと思いました。
ハグって落ち着きますよね。問題解決はさておいて、あの安心感ってすごいと思うんです。
過去の思い出は素晴らしいものだったかもしれません。
音楽が好きだった想に対して、音の無い世界はあまりにも残酷。
でもこれから紬との良い思い出をどんどん上書きしていって欲しいです。
昔の記憶が遠い記憶になるほどに今のキラキラした思い出を増やしてほしい、そう思います。
好きになればなるほど辛くなると言われて、どうしたら良いかわからない紬。
ただそばにいるだけで良いと数話前で話していましたね。
あとはその気持ちを想が受け止める事ができるか。
奈々は春尾に手紙で、「気持ちを受け取る勇気がなかった」と書いていました。
ここでも対比が出てくるなんて素敵な演出。
本当にコミュニケーションって難しいです。
silentと妻から学ぶコミュニケーションについて
あれこれ考えて先読みしてしまう僕に対し、いつも端的でストレートな妻。
妻の言葉はいつも言葉通りです。余計な詮索は不要なんです。
言葉の裏には何もない。だからこそ言葉のラリーで相手の気持ちを知り、その先の言動や行動、落とし所を決めていく。
僕の場合は、ラリーを少なくするために事前に取捨選択し言葉を発します。なので言葉の裏には僕が勝手に捨てた選択肢が何個かある訳です。
そのせいでコミュニケーションがうまくいかないことが多いんですね笑。
書いててもわかりますが、妻のコミュニケーションの方が、夫婦関係で言うと間違いが起きないよなぁと自分でも思います。
言葉の重要性に改めて気付かされるドラマ
silentは改めて言葉の大切さに気づかせてくれます。
たまに出会う素敵な言葉をチョイスする人達。憧れます。何度か自分の記事でも書いていますが、「言葉の無駄打ち」は少なくしたいものです。
身近な人たちとはいつまでも仲良く暮らしていきたいですね!
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