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<silent>「私ね、いたくているだけだからね」 母の言葉きっかけに通じた思い(ネタバレあり)

今夜の回でつくづく、人は人からもらった言葉でできているんだなぁ、と実感。 春尾先生が事あるごとに冷たく言い放つ『聴者とは分かり合えない』と言う言葉。あれは奈々から受け取ったものだったんですね。 他にも母からもらった言葉で紬は想に『何も出来ない、けれども私が一緒にいたいからいるだけ』と言葉を贈る。 そんな紬は前回までで優しい湊斗からもらった言葉を元に想に向き合うし、そんな湊斗も紬の別れ際の言葉や弟の光の言葉で自分を肯定することが出来る。 もし音で伝えられなくても手話という言葉で伝えれば良い。 前半で出てきた想の書いた作文には『なぜこの一つの星に多数の言語が存在するのか。』と書かれていた。 言葉というのは想いを伝える一つの手段でありそれが音でも手話でもプレゼントでも、さらに言えば国の言葉、恋人同士だけの言葉、家族だけの言葉、全てが同じ『言葉』だと改めて思い知らされた回であった。

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