そう言えば退職代行のメディを運営しているのに、note上では触れて来なかったなと思い、今回初めて書いてみます。

退職代行とは当人に代わって、勤め先に「辞めます」を伝えてくれるサービスです。

昔と違って終身雇用なんて無いも同然の社会なので、今後流行ると思ってメディアを立ち上げた経緯があります。

後は、プロフィールにも書いてありますが、自分自身が過去転職を何回も経験していて、その結果マネジメントに詳しくなったと言う事も関係してます。

■辞めますを言えない会社

ブラック企業がニュースになる事も多いですが、結局の所「辞めます」って言いづらい会社って非常に多いんですよ。

一部の役職者が問題あると、その部下たちは苦労する事になります。

代表的なのはパワハラですね。

コンプラ問題もあって、いろいろな企業で注意してるのも分かるんですが、それでもまだまだ問題のある上司って多くいますよ。

人材コンサルに入ると、「離職率を下げて欲しい」とお願いされる事も多いんですが、そこでよく目にするのが、この一部の問題のある上司が野放しになってるケースですね。

社長とか経営者までその人の評判が伝わってないんですよ。

それは何故か、その上司の上司が問題を放置してるからです。

その結果社長までは情報もいかないし、ただただ末端の従業員は苦労する事になります。

それで「辞めます」とか「辞めたいです」って言った際に叱責されるってのはおかしな話ですよね。

怖くて言えない、怒られるのが嫌だって感じる人も多くいると言う事です。

■退職代行はありかなしか

退職代行を使って辞めるのは仁義に反するとか、筋が通って無いと言う意見も多いですが、逆にいいサービスだと言う意見もあります。

個人的にはいいサービスだと思ってます。

激務で心身を壊したり、それこそ残業がすごくて自殺する人とかもいるじゃないですか。

そこまで行くぐらいなら代行を使ってでも辞めるべきだと思うんですよ。

体壊してまでやる仕事なんて世の中に無いと思ってますし。

今までになかったサービスが故に叩かれる事も多いと思いますし、根付くまでは時間がかかりそうな気もしてますが、企業側でも従業員が対象代行を使って辞められない様に再度マネジメントを見直すいい機会だと思うわけです。

結局のところ人材ではなくて人財ですからね。

人を育てる事が出来ない会社はこの先厳しいと言う事になります。

ではでは！