バイタルの基準が壁

血圧や体温で基準値と言われる数値がありますが、そうは言っても人それぞれ「自分の基準値」がありますよね。
世間一般的にいわれる数値より高くても、本人的にはいつものことでなんともない事なんて多々あります。

私としては元気なのに体温が高くなることがよくあって、体温計によるけど37℃以上で表示されることも多々あります。
なので今の時期は特にハラハラしています。

仕事もそうですが検温が必要な場所で、37℃以上あるからといって対応できないと言われることもあるのですが、「いつも高いんです」なんて言っても真偽はわからないですからね。
看護学生時代もこの体温基準で実習参加出来ない可能性もでるから毎朝不安でした。


コロナ禍で検温する機会が増えて、そんなハラハラを過ごしながら今さらになってふと気づいた事。


逆に、体調が悪いときに職場で主張が伝わりづらい!…と。

普段から高めの体温なので、始めから職場には伝えて認識してもらってます。
そうじゃないとなにもないのに出勤時の検温で帰らないと行けなくなったら困るから。

さらに、処方されてる痛み止めを毎日定期的に飲んでいるからかはわかりませんが、逆に体調が悪いと感じていても急激に熱が上がることは少ないです。


症状を伝えた後、熱があるか聞かれて測っても答えはNO
そこで終わり。

本当は熱が上がってるところを、痛み止めを飲んだことで熱も下げてしまってるのかもしれないのに…
伝わらないこのキツさ。


バイタルだけじゃ判断は出来ないけど、症状は本人にしかわからないこと。

ましてや仕事で高齢者が相手となると、認知症で症状の訴えがないけどいつもと違うバイタルだったり、いつもと変わらないバイタルだけどいろんな症状を訴えたり…

第三者目線ではその症状が出てるとは思えない動きをしてたりすることも…(めまいがヒドイって言いながらまっすぐサッサと歩いてたりね)


難しい線引きだと改めて感じます。

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