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時代の先駆者「イチゴ」

初めましての方しかいないと思うので初めまして。
始めましたnote。
自己よりも先に紹介したい芸人がいます。イチ自称お笑い好きの拙い文章を読んでいただけると幸いです。
ほぼ自己満、自分が後から見返すために書いている文章になります。よろしくどうぞ。

イチゴについて

イチゴとは、吉本興業所属のお笑いコンビ。

左:イクト 右:木原優一
(敬称略)
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=9160

東京NSC24期出身、神保町よしもと漫才劇場に所属している。2021年結成、芸種は漫才。芸歴5年目以下の大会UNDER5 2023 ファイナリスト。出場3回目のM-1グランプリ2023にて準々決勝進出。輝かしい戦績。

2024/03/25追記
ゴッドタン・この若手知ってんのか2024「こいつは天才だ!」部門1位。
吉本興業に所属する全タレントに参加資格が与えられる大会「100×100」(ハンドレッドハンドレッド)優勝、賞金100万円獲得。
↑凄すぎるので別途文を投稿する予定でいます
追記以上

10億円山内「イチゴと10億円デビュー一緒なんで、あと(M-1)12回出れますw」
イチゴイクト「絶対決勝行くっしょw」

Stand.fm 10億円山内仁平情報#126「M-1準々決勝の手応えをお届け」、2023年11月22日配信回より

NSC24期、同期は金魚番長や狛犬、おばあちゃんなど。大阪(41期)ではハイツ友の会やタイムキーパー、cacaoやどんちっち、三遊間、しんやによぴぴなど、かなり豊作の年と言われている。

インターネットから得られるイチゴをできるだけ集めてみました。情報に偏りがあるかもしれませんが、悪しからず。


ネタ

編集時2023/12/02時点でYoutubeおよびTVerにて、M-1準々決勝敗退者のネタが配信されています。このnoteに帰ってこなくても良いのでまず見てください。数ヶ月後に消去されると思われるので注意。

2024/02/01追記:遂に準々決勝が消されました。神保町公式YouTubeでイチゴの漫才が投稿される27日まで、イチゴの漫才はYouTubeで見ることはできないため、代わりに神保町公式YouTubeの質問トークを貼っておきます。

2024/03/25追記:神保町よしもと漫才劇場のYouTubeにて配信されたイチゴのネタのみを貼ります。これでやっとイチゴのネタを無限にインターネットで視聴することができるようになりました。

私は初めてこのコンビのネタを見た時、すごい発想をするコンビだとしか思っていなかった。UNDER5で披露された、イクトさんが木原さんを遊び場にして遊ぶネタ。文章にしてみたはいいものの誰もこの文章からネタの内容を知ることはできないと思う。
ただ、何回見ても面白い。漫才ではなぜか無理が通っていて、道理が通らず、やっていることも普通を過ごす日本人のモノサシでは測れないことだけど、可笑しい。

ネタを作っている赤Tオールバックのイクトさんは美大生時代、当時同じ大学だったミュージシャンのTohjiさんと同居していたそうで、その全てを曝け出す様はその後ミュージシャンという一般的な感覚を持つ者はできないような職業に就いたTohjiさんに「むき出しで良いんだなって思ったっすね」と言わせるほど。その2人が数年前にやっていたラジオ「シャイニングラジオ」は各々で検索して聞いてほしいと思う。現在まで交流があるようで、TohjiさんのMVへの出演もちらほらとあるので探してみては。

奇人・イクトさんの言動に戸惑い受け入れ嘆くボブカットの木原さんは、新潟県出身でなぜお笑い芸人を志したかは不明。ただ、同期の芸人のラジオで中学生の頃、冬に凍った湖の上を友達に命令されて歩いた時が一番楽しかったと語っており、持つ感覚はイクトさんに負けず劣らず変であることが分かる。
木原さんが漫才で発する言葉は木原さんが本当に思っていそうで良い。私たちの日常でそんな大声を出す機会はないのだけれど、イチゴの世界にはそのツッコミがピッタリ合う。関西のツッコミ芸人には確実にできない、日常会話の延長線にはない叫びが、日常にある筈の無い行動をとるイクトさんのボケへの最適解のはず。特徴的なデカい声で、相方を叩くでもなくこちらを見ながら叫ぶ、その姿はやっぱり強ボケに負けない強ツッコミだと思う。ちなみにTwitterの「イチゴ 木原」というアカウントは他の芸人が運営しているアカウントで、木原さんはLINE以外のSNSをやっていないらしい。

2人の一風変わっているビジュアルを目にした瞬間から観客はイチゴの世界に飲み込まれている。どう考えても普通のしゃべくり漫才をしない見た目のコンビが、その想像をはるかに上回るような、大きく突き抜けているけど「イチゴの世界」には収まっている、時代の先を駆けるような漫才をするのだから、その感覚を味わった人々は魅了されるに決まっている。と思う。
イチゴは語彙の選び方がすごく面白い。イクトさんのひとつ一つの動きとともに放たれる擬音や独特の表現、木原さんの受け答えの中の単語。確かに理にかなっているのだけれどなんか変で、それが面白さに繋がる。他に類を見ない(イチゴにしかできないと思う)オチの部分もそう。あと、全ての間の取り方に違和感が全く感じられないのがすごい。
私が東京のお笑い劇場に全く行ったことのない地方学生なのもあってこれ以上詳しい言語化は難しいけれど、とにかく何回見ても声を出して笑ってしまう、そんな漫才。

ラジオ

イチゴが以前からstand.fmで不定期更新しているラジオ「ウルトライチゴラジオ」では、漫才では到底知り得ないイチゴの人となりを少し知れたり、全く知れなかったりする。会話の掛け合いが心地良いようなラジオでは断じて無い。多分合わない人もいる。

イチゴの2人は同期ではあるものの元々別のコンビで接点は全く無く、イクトさんは某アイドル事務所の元Jr.と「ナイトメアカオスドラゴン」、木原さんは髭の生えた巨体の男性と「女帝のスキップ」というコンビで活動していた。ナイトメアカオスドラゴンは2020年に惜しまれながらも解散、女帝のスキップも2021年に解散したところで木原さんがイクトさんをLINEで誘い5月にコンビ結成。このラジオの初回は「コンビ結成報告ラジオ」なのだが、初回からフルスロットルでイチゴをかましているので聞いてほしい。このラジオには仲良し同期の明珍さんもたまに出演しているが、彼のコンビの活動状況はよく分からず、2年ほどTwitterの更新がされていない。
このラジオはいくつか消された回があり、聞く方法は今のところ、おそらくこれからもない。

イチゴがBSよしもとで週に一回月曜午後4時頃から6時まで2時間弱パーソナリティを務めている番組「キクテレミルラジ265」では、BSよしもとの赤間アナとともに三人で談笑する様子が見られる。

毎週2時間生放送でイチゴの様子が見られる番組は、ウルトライチゴラジオと後述のYouTubeが数ヶ月更新されていない点からしても、地方に住んでいる私にとってすごくありがたい存在だ。そもそもこの番組は「よしもとの超若手芸人が地方創生を目的として様々な情報をお伝えする聞くテレビ見るラジオのような番組」で、月曜日は午後2時からマリーマリーが、午後4時からイチゴがパーソナリティを務めている。他の曜日は金魚番長やハイツ友の会、三遊間やぐろう、エアコンぶんぶんお姉さんなど多彩なメンツとなっており、なかなか攻めた構成であることが見て取れる。2週間の見逃し配信があるので少しだけでも見てみては。番組内のコーナーでおすすめなのは「イクトのパクレシピ」。

YouTube

「イチゴのYouTubeは面白い」と言ってしまうと、少し語弊が生まれるかもしれない。定期更新もしていなければ会話にテロップもついていない、ほぼ無編集の動画のみのチャンネルなので、他の芸人のYouTubeと同じように並べて語ることはできないと思うからだ。だが、どこかにあるかもしれない変な世界の男2人を切り取った映像は、短いながらも満足感があってすごく良い。イクトさんがTwitterにあげている動画も面白いものが多いので、一度メディア欄を遡って見てみるのもおすすめ。

イクトさんは、「ニートと居候とたかさき」というシェアハウスに密着したYouTubeチャンネルの準レギュラーとしても有名である。この文章を読んでいる人の中にはそちらで知った人も多いかもしれない。様々なヤバいやつに化けてシェアハウスを混沌の渦に陥れる姿は視聴者の人からも好評のコメントが多く、「イクト回は全部神回」と言う人もちらほら見える。このチャンネルにはイチゴが正体不明のYouTuberに化けてシェアハウスに乗り込む動画もあるので、是非見てほしいところ。

おわりに

こちらにイクトさんとイチゴのSNSリンクがまとめられています↓
※アイコンはFFヤスエダさん(YELLOWww)。

最後に、M-1グランプリのワイルドカードについて一つだけ。(※投票期間終了済み)
現在TVerにてM-1準々決勝敗退者の漫才を視聴することができる。他のどのコンビよりも面白いと感じたら(そうで無くても)、準々決勝敗退者が狙っている復活枠ワイルドカードの視聴者投票で、イチゴに一票を投じてみるのも面白いと思う。
有名かつ実力派の漫才師たちもワイルドカードで勝ち上がろうとしているので大きな期待を抱くことはできないが、イチゴの漫才はイチゴ以外では不可能、他とは比べるのが難しい唯一無二の漫才である。1組に絞れず困り切ってしまった方は、諦めてイチゴに投票するのがおすすめです。

紹介文は以上になります。

この記事に書かれていることがイチゴの全てではありません。興味を持った方はチケットをとって近くのお笑いライブへ行っていただくか配信チケットを買ってご自身の目でイチゴを判断してください。迫力ある漫才はきっと強く印象に残ると思います。

この記事はファンが記憶とインターネット検索を頼りに書いたものになりますので記事の一部に間違いがある可能性が捨てきれず、百科事典的サイトの資料になりません。参考程度に収めてください。

次の更新は未定です。
いいねを押して頂けると、画面の向こうで私が笑顔になります。

長々とお読み頂きありがとうございました!
唾吹きかけ、赤ちゃん言葉、眼球舐め、歯、大声、リズム、学力、慈愛、地肩と人間性のイチゴを知るきっかけになったならば幸いです!


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