BESTなプロンプトエンジニアリングについて
プロンプトエンジニアリングは、
AIモデルに特定のタスクを効果的に実行させるために、
入力する質問や指示(プロンプト)を最適化するプロセスです。
モデルの能力を最大限に引き出し、
所望の結果を得るためにとても重要な技術です。
この記事では、以下のサイトを参考にして
OpenAIが推奨するプロンプトエンジニアリングについて
ご紹介していきます。
プロンプトの構成要素
まず、プロンプトの構成要素について
ご説明します。
一口にプロンプトといっても、内容によって
以下の4種類に分かれます。
Instructions<命令> :モデルに実行してほしい特定のタスクまたは命令
Context <文脈> : 外部情報や追加の文脈など。より良い回答に導く要素。
Input data<入力データ>: 応答を見つけたい入力または質問
Output indicator <出力指示子>: 出力のタイプや形式を示します。
すべての要素が必要なわけではなく、タスクに依存します。
BESTなプロンプトエンジニアリング
8つの例についてご紹介します。
その1. 最新のモデルを使用する
最良の結果を得るためには、
最新の最も高性能なモデルを使用しましょう。
2023年11月現在、文章生成には「gpt-4-1106-preview」モデルが最適です。
その2. 指示をプロンプトの先頭に置き、###または"""を使って指示とコンテキストを区切る
良くない例: 🥲
良い例:😄
その3. 希望する文脈、成果、長さ、形式、スタイルなどについて、具体的、説明的かつ可能な限り詳細に記述すること。
良くない例: 🥲
良い例:😄
その4. 例(例1、例2)を通して、希望する出力形式を明示する。
良くない例: 🥲
・良い例:😄
その5.ゼロショットから始めて、次にフューショットを試す
ゼロショット
質問だけ与えて、回答例を与えないことをゼロショットと言います。
通常はこちらになります。
フューショット
より良い回答を求めるには、回答例をいくつか与えると良いです。
その6. 「ふわっ」とした不明確な指示を避ける
良くない例: 🥲
・良い例:😄
その7. やってはいけないことを言うのではなく、やるべきことを言う。
良くない例: 🥲
・良い例:😄
その8. コード生成のための「リードワード」を使用する
良くない例: 🥲
・良い例:😄
以下のコード例では、"import "を追加することで、モデルがPythonで記述し始めることを示唆しています。(同様に "SELECT "はSQL文の開始を示す良いヒントです)。
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