これまでvimの設定を変更したりvimプラグインの導入や削除をするときには、愚直にvimrcとdein.toml両方のファイルを開いて表示させていたけど、この２つのファイルを開く作業が意外とめんどくさいです。

vimのセッション機能を利用したら、かなり楽になり、めんどくささが解決しました。

手順

vimrcを開く

$ vim ~/.vimrc

上記vimrcのウィンドウでコマンドモードからdein.tomlファイルを開く

// 2つのファイルを上下分割にレイアウトする場合
:sp ~/.vim/dein.toml

// 2つのファイルを左右分割にレイアウトする場合
:vs ~/.vim/dein.toml

以上で２つのファイルを分割表示した状態となります。

vimのコマンドモードでセッション機能を開始

:mksession <好きなセッション名>.vim

mksessionを実行することで、上記の<好きなセッション名>.vimというセッションファイルが作成されます。

セッションファイルの前にパスも指定すればセッションファイルを保存するディレクトリも指定できます。
頻繁に作業するならホームディレクトリに置いとくのが便利かも。

mksessionを開始と同時に、ファイルを閉じるまでのファイルの状態が<好きなセッション名>.vimに自動的に保存されます。

あとは普通にファイルを編集して保存して閉じるだけです。

２つのファイルを閉じてvimを終了し次回にセッションを再開するとき

セッションを再開したいときは、下記のようにセッションファイルに-Sオプションを渡して実行すると、前回のセッションが復元されます。

$ vim -S <好きなセッション名>.vim

上記のようにたった1行実行するだけで前回の作業状態が復元されます。

もしセッションファイルを消したいときは、ふつうにターミナルからrmコマンドで消します。個別のファイルには影響を与えないのでセッションファイルは消してもokです。