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◆勝手に彰俊的下馬前評判!! vol.7 プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

「 Rough roadを走り続ける生ける伝説 Extra STAGE Sliding D 田中将斗」

色々な団体を色々なスタイルの試合形式で渡り歩いてきた。

誰が強いか、車の競技で言えば誰が速いかとなるが、それはサーキットのように舗装され走る為だけの環境に整えてあるのか、オフロードになるのかで、ドライバーも車も変わってくる。

その両条件をトップで走り抜けるドライバーと車があったのなら驚かざるを得ないだろう。

その選手が通常のスタイルからデスマッチまでこなしてきた田中将斗なのである。

今まで走り続けて来たの道のりを考えると、車で交通量の少ない郊外の峠道、林道、農道、私有地内の連絡道などを走るラリーを連想してしまうが、ラリーという競技はドライバーの他に、ナビゲーターという助手席に搭乗し、ヘルメットに内蔵された有線交信機でドライバーが物理的・精神的両面で運転だけに集中出来るようにコミュニケーションを取りながら補助する人がいるのだが、彼の場合はナビゲーターなどおらず一人で進んで来たのだから、ラリーの起源である、中世の騎士が各地から戦争を始める城へ集結した事の方がピンと来るのかもしれない。

車が好きなので、ついつい車の話しに例えてしまうが、プロレスでも通常の戦い方とデスマッチの戦い方では、条件が違い過ぎるし、試合中に勝つために行う選択もかなり違う。

ただ、田中選手にはどちらでも頼れる「スライディングD」があるのだ。
打撃と言えばパンチで使う拳、肘、膝、キックで使うすね(足や足首を含む)、頭突き等、身体の硬い部分を使用するのが主であるが、相手に当てるまでの可動部が少なく、関節も大きく、自分自身に負荷が少なく相手にダメージを与える事が出来るとなると、頭突き、肘、膝になるのかもしれない。
その中でもより正確に動かせるとなると肘となるであろう。

座り込みという衝撃を逃がしにくい状態の相手に、正面から走り込みながら スライディングして、あの硬いエルボーを打ち込まれたら・・・顎に入ったら・・・それがスライディングDなのである。

「Rough road」舗装されていない草地や礫地、砂地だけでなく、人が歩くことも困難な泥濘地や岩場など、車両が進入できる地形のあらゆる場所を走り続けて来た田中選手

弾丸エルボーの「D」走る、田中選手は「頭文字D」なのだ。

N-1で渾身のスライディングDの衝撃の一瞬を見逃すな!

プロレスリング・ノア
齋藤彰俊

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