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GHCナショナル選手権挑戦者・大原はじめが王者になったら約束する「マニフェスト」第2部 プロレスリング・ノア 大原はじめ

12月2日、横浜武道館にて行われるGHCナショナル選手権の挑戦者となった。挑戦者、大原はじめが何を考えて挑むのか?そしてGHCナショナル王者となりどのようにNOAHをムイビエンにしていくのか?その方針や意図を皆さんにお伝えしたくnoteを書かせていただく。これは大原はじめの【マニフェスト】である。

【マニフェスト(2)】NOAHジュニアの大黒柱を担っていく

 2013年のNOAHマットデビューから早10年が経った。この10年間、様々な事があった。正直、悔しい事ばかりであった。涙を流す事も少なくなかった。しかし、この10年間の間ずっとNOAHジュニアで闘えた事は、このnoteを見てくれている、あなた方の応援やサポートがあったからだ。心から感謝しています。ありがとうございます。最近では勝率も以前に比べ低迷し、タイトル戦線からも遠くなっている事、自分自身が一番現状を理解しているつもりだ。

しかし、まだまだ出来るという自負がある。そう思えた大きな出来事が今年あった。2023年の1月、まさにスタート時にあった試合。現プロレス界のトップ中のトップ!ベストオブザスーパージュニア3連覇、第93代IWGPジュニアヘビー級チャンピオン、高橋ヒロム選手との闘いだった。トップ中のトップで最前線にいる選手と前からみたら現在どこを走っているのか、どこに存在しているのかも見えないような自分とでは世間の反応は冷ややかだったであったことは想像に難くない。秒殺されて終わるなんて思われていたのではないかなと思っています。しかし、結果的に敗戦したものの、非常に手応えを感じた試合だった。トップの選手にも通じる技・テクニック、スピード、自分のルチャリブレ。そして秒殺される事もなく試合も展開できた。自分はまだトップ戦線の選手と闘えるという手応えを感じる事が出来た。この試合は選手としてのリトマス試験紙のように感じている。皆さんの目にも大原はじめ、まだまだいけると判断してもらえていたら嬉しく思う。ただ、NOAHの選手として勝ち星を献上した事をずっと申し訳ないと思っている。この借りをきっちり返すという気持ちは忘れていない。この敗戦が更に自分に闘志を与えている。今年、ベルトへのチャンスはなかなか掴めなかったが、自信を持って毎試合リングに上がってやってきた。そして、今年の終わりが見えて来た12月2日、やっと大きなチャンスを獲得する事が出来た。

現在のNOAHジュニアはどんどん選手も増えて近年で一番の充実ぶりであると感じている。その中で私はNOAHマットに上がり10年の古株である。2013年の5月の方舟新章、あの日からのスタート。そして奇しくも同じ日から共にNOAHで闘ってきたライバルの原田大輔。今年、彼の引退は自分に大きすぎる出来事だった。原田のジュニアへの愛は同じ時を過ごし長年対角線に幾度も立ち、そして彼の横にも立ってどんな時も全力でジュニアを背負い闘ってきた事を自分は強く強く理解している。原田のナショナルへの挑戦も、もちろん見ていた。今回のナショナルの挑戦でジュニアの価値を上げる闘いをしたいと強く、強く思う中で、心に原田との闘いが蘇り、彼の分までこれからのジュニアを盛り立てていくという誓いと想いが、全身を熱く巡った。この10年、ジュニアで闘ってきた誇りとジュニア愛と共に、この闘いに懸ける想いがある。そして、このリングで闘ってきた10年の経験、体験をこれからの若い世代、次世代に繋げていく。ジュニアの未来を作る事も自分の役割であると考える。魅力溢れる多数のジュニア選手の中で大黒柱として俺がこの方舟を支える。
 

大黒柱として地域とNOAHの共生を創る

 大黒柱としてプロレスやNOAHを世間に愛される物にしていきたい。テレビに出演!YOUTUBEで配信!SNS等、様々な手法があるであろう。私が想い描くのはメキシコのように街に国にプロレスが共生しているイメージである。前回、ワグナーVSサイコクラウンのnoteで書いたがメキシコという国はルチャリブレが国の中に溢れていて国民の代表的娯楽であり文化として定着している。自分の夢や目標の一つが、メキシコのように身近にプロレスがある環境作りである!そのためにはしっかりと土地、地域に根を張る事が大事であると考える。私の出身、在住の川崎市はスポーツの盛んな土地である。サッカーやバスケット、バレー、等が地域を盛り上げており、街では選手の等身大パネルや、団体のロゴをあちらこちらで見かける。NOAHも町の中のそこら中で見かけるようにしたい。こういう想いを胸に描いている。在住地域から愛される事がまず1歩であると考えた。何か地域の人のためになる事、喜ばれるような事を始めようと行動を始めた。ちょうど、自分の祖父母の介護体験をして日本の超高齢化の問題を肌で強く感じ危機感を持った。プロレスラーの知識と経験を活かして地域の高齢者に筋力作り教室のボランティアを社会福祉協議会と連携し2015年から開催している。現在では行政やスポーツ協会と連携を取り、1年を通じ週に3,4回、プロレスラー直伝体操を行っている。そして、プロレスラーの体力を活かせると思い消防団にも入団した。

火事場での出動も何回か経験した。重たい消防士の方が使うためのボンベを担いで火元のマンションの上までダッシュした時は日頃のプロレスのトレーニングが役に立った。カルッツかわさき大会では視覚障害者の方への音声実況ガイダンスでのNOAH観戦の企画も行った。今年はもう4回目となりすっかり視覚障害者の方々から毎年夏の楽しみと言っていただいている。すぐに大きく目に見えての変化を感じられないかもしれないが、今年のカルッツかわさき大会の盛り上がりは積み重ねてきた地域との連携が形になってきている事を強く感じられた。このまま強い信念で行動していく!
様々な新しい挑戦を始めると、もっと地域の人の役に立てるようにと資格などの取得を考えた。しかし、どれも高卒が条件であった。中卒だった自分は、2017年に意を決し定時制高校への入学をした。
 
続いて
高校生を経験して感じたプロレスの現状。GHCナショナル王者として具体的にNOAHを盛り上げるべく何をしていくのか?大原はじめのマニフェストを示していきたい。言葉だけでなくどう行動しているのか、どんな未来を描いて12月2日GHCナショナル選手権に挑むのか?をぜひ、知っていただきたい。

プロレスリング・ノア
大原はじめ
「NOAH the BEST 2023」
日程 12月2日(土)
開始 16:00/開場 14:30
会場 神奈川・横浜武道館
ABEMAで全試合無料生中継!

GHCナショナル選手権
ジャック・モリス(第10代王者)
vs
大原はじめ(挑戦者)

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