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人に出逢う

仕事を辞めて10ヶ月
出逢った人、深いつながりが出来た人
名前も覚えてもらえてるか
わからないけど。
いろんなところに出入りし
必要なの?と聞かれたこともあるけど
わたしには無駄なことは
ひとつもなかったよ

仕事を辞める前に用意した名刺
SNSでつながる
誘われごと
つながることに集中する
違う分野の人とつながるメリット
これからも出逢いたい

仕事を辞める前に用意した名刺

7月、仕事を辞める決意をし
全国の農業女子が集まる勉強会に初めて参加した時
『あ、しまった。名刺がない』
飲食店や販売員をしていて名刺を渡すことが
ほとんどなかった自分は
会社の名刺しかなく、さらに辞める気だし
その名刺を配るわけにはいかない。

一気に30人くらいの人に出逢ったのに
名刺がないと、人に覚えてもらえない!
なんて、もったいないことをしたんだと
とっても後悔した瞬間でした。

それから、すぐ名刺の注文をし
外出には持ち歩くようになりました。
名刺交換は、一瞬の交わりでいかに自分を印象付けることができるかの瞬間であり
何より『はじめまして』の挨拶が苦手なわたしには
名刺があることで心強さを感じます。
これを差し出せば、自己紹介タイムに入れる!
という、最強アイテムです。

SNSでつながる

名刺交換させて頂いたかたは
基本的にFacebookなどのSNSで
友達申請をさせて頂きます。
そして、基本的にメッセージを送ります。
今日はありがとうございました、とか
今後とも宜しくお願い致します、とか
有りがちだけど自分がそうしてもらったとき
また、その人を思い出すしイメージも良いですよね。

また、SNSでつながるメリットは
せっかくのご縁、どんな活動、
活躍をされているのか会った時間が少なくても
SNSでつながることで更にお互いを知り
次にお会い出来るときにお話がしやすくなります。
どんなことをされてる方なのか
頭に入れておくだけで話も弾むし先を読むことができます。

誘われごと

誘われごとはできるだけ
フットワーク軽く顔を出すようにしています。
(あくまでも、今回は人と出逢うというテーマ上においての話です。)
誰とつながるか、雰囲気はどうか、内容はどうか、次回どうするか
それは参加してみてから決めたらいいこと。
初回で感じる場合もあるし、何度か参加して気づく場合もありますが
どっちにしろ『行く』『行かない』を決めるのは
自分自身の自由です。

つながることに集中する

上記に記載したことは
この10ヶ月ほど『人に出逢うこと』を
徹底している上での行動です。
徹底しているというか
集中していると言ったほうがいいかもしれません。
ここで言う『集中』は
心から望んで、喜び楽しんで受けている状況。

こうしたことから出逢いが出逢いを広げるようになりました。
◎Aさんと知り合いBさんを紹介してもらった
◎Bさんとのコラボ企画の話が進む
◎Aさんの出席する会に呼んでもらいCさんDさんと知り合った
◎Cさんから仕事の依頼がきた
◎DさんからEさんのお店を紹介してもらった
◎Eさんのお店のお客様が興味を持ってくれた
このように、Aさんと知り合ったことで
ここまで広がる可能性があります。
ただ、普通のお友達だとなかなかここまでにはなりませんが
ビジネスになると違います。
人材を探していたり、商品を探していたり、
ありとあらゆるところでビジネスチャンスを
探しているものです。
そのため、案外出逢いを大切にしていたら
こんなふうに広がっていきます。
わたしは『人に会うこと』に徹底し
何を言われようと、出逢いに集中してきた結果だとも思います。
わたしが途中でAさんとの付き合いに
『ここまででいーかな』、Aさんの出席する会を断ったら、
Eさんのお店を紹介してもらわなかったら
こんなふうに広がることはありませんでした。
おそらく出逢いに限らず
集中している(心から望んで喜び楽しんで受けている)ことって
状況を加速させてくれる気がします。

違う分野の人とつながるメリット

先日、大きなイベントで
農業仲間と一緒に販売をしていたところ
多くの友人や、偶然にも友人の友人などたくさんの人と会いました。
それは、自分でもびっくりしたのですが
全て『違う分野のお仕事』をされている方ばかり。
そして、わたしが出逢いに集中してから出逢った人ばかりでした。
その時、一緒に販売をしていた友人に
『noahlaの友達、農業してない人がいっぱいだね!』と言われてハッ!としました。
ほんとだ。気付けば異業種の友人が増えています。

わたしの家の農業は小規模で人を雇うほどではありません。
義父母も健在でピークの時は力を貸してくれるため
ほぼ、主人と2人で仕事をする毎日です。
農業仲間や全国に農業女子の友人は農業の話、農業の苦楽を分かち合える大切な友人です。
しかし、農業従事者ばかりの付き合いだけだと
いつまでも同じところでぐるぐる議論が繰り返されたり
現実問題ばかり考えて新しくアイディアがでてこなかったり
スパイスに欠けてくるものです。
(これは、農業に限らずですね)
それを常々危機として感じていたこともあり
農業の話を聞きたい!とか農業の勉強がしたい!とか農業にこだわらず
起業の話がしたい!ITの強い人に話を聞いてみたい!マーケティングの勉強がしたい!◯◯会社の仕組みどうなってる?など
自然に求めたものが『農業』にこだわっていなかった結果だと思います。
つい、全てを同業者に相談しがちですが
異業種の友人が客観的に分析してくれたり、アイディアをくれたり、いろんな分野からの助言をくれます。
『農業知らない人にわからないでしょ』
その感覚がわたしにはほとんどないので
こうして、助けてもらえるのかもしれません。
そして、わたしも異業種の友人に様々な視点から話をさせてもらうこともあり
こうして、異業種でもしっかりお互いのメリットに、win-winになればいいと思っています。

これからも出逢いたい

人と接するのはエネルギーを使います。
正直、あまり得意ではない『人付き合い』
今までは出逢う前から断ることのほうが多かったのです。
なので、この10ヶ月はなかなかエネルギーを消耗しました。
しかし、得たものはそれ以上です。

岐阜にきて田舎で狭い世界でいた時期と仕事ばかりしてきた時期で気付けば早くも13年。
農作物を販売すると農家に転職したものの
付き合いが少ないことは農作物を販売するには
致命的だと感じたことが
この『人に出逢うこと』に集中する きっかけでした。
この10ヶ月で180名ほどの方と出逢いました。
この数が多いか少ないかはこだわりません。
今までの出逢いをつなげて、大切にしていくことが
わたしの『人と出逢うこと』です。

これからも、たくさんの人に出逢いたい。
ビジネスや価値がどうこうではなく、
人との関わりは自分を成長させてくれるから。
これからもたくさんの人と出逢えますように。