ワンチャートワンメッセージ

ワンチャートワンメッセージとは何か?

1つの図表に対して、伝えたいことを1つにすること。

ビジネスレポートの目的とは何か?

それはつまり相手を動かすこと。 相手を動かすには、見やすくて、分かりやすいことが重要。それには、ワンチャートワンメッセージを徹底する必要がある。

ワンチャートワンメッセージ3つのルール

1.メッセージを支えていないデータは省く
2.メッセージは図表から言えることだけにする
3.グラフタイトルを最重要メッセージとする

つまり、自分が主張することを根拠でささえること、根拠から言えることを主張することと言える。データを蓄積する、収集する、まとめるのは、誰でもできる、いわば、作業。そのデータから何が言えるか?を自分自身のユニークでオリジナルな表現をしたときに、価値が創出されたと言える。私たちがどれだけ新しい価値を生み出したかはこのメッセージ次第。


グラフタイトルで読み手に読む気にさせる


 
グラフタイトルを「セッションが急増」ではなく、「セッション急増の背景に機会あり」とした方が、より相手に伝えたいメッセージなり、読み手の関心を引くことができる。

グラフやデータから、自分の主張をする際に、ワンチャートワンメッセージを意識する。そして、相手に分かりやすく伝わるレポートを作成し、相手の行動につなげることが、私たちの価値となる。