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ぼっち

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく』を観た。

1話を観てから かな~りの時間が経ってしまったので、もう1度観たりなどした。

登場人物全員カワイイ。

そして面白い。

最初は軽い気持ちで「ほぇ~」と観ていたのだけれど、2話「#2 また明日」で急に主人公の後藤ひとり(ぼっちちゃん)に親近感が勝手にわいた。

2話の最初の方で学校の話が出るのだが、ぼっちちゃんは2時間掛けて県外の高校に通ってるとのことだった。

その理由が「高校は誰も自分の過去を知る人がいないところに行きたくて…」だった。

いや…まじでわかる…仲間…と思ってしまった。

私自身も高校へ通うのに1時間半ほどかかった。
これが近いか遠いかどのように捉えるかは分からないが、個人的には遠かった。県内なのに。

わざわざ遠いところを選ぶには理由があった。
「高校は誰も自分の過去を知る人がいないところに行きたい」
ということだ。

ぼっちちゃんと同じ考えをしている。

家からもっと近い高校はたくさんあった。

ママ友や周りから聞いた話で「◯◯ちゃんと●●ちゃんと…も▲▲高校らしいよ」と何度も知り合いが多く通うであろう高校を母に勧められた。

母は、私の人付き合いの下手さを心配していたそうだ(この時あまりにハッキリと母が言ったので驚いたし、若干傷ついた(笑))。
(別に母の意見を否定している訳ではないよ★)

過去に何かあったわけではないけれど、知り合いから離れて、誰も知らないところに行って、新しい高校の友達関係を作りたかったのだ。

私の計画通り、高校には知り合いはいなかった。
ただ全校生徒の中で1人遠いところに住んでる人となった。
(電車が遅延すると1人だけ遅延したり、警報なのに朝家出るのが早すぎて自分だけもう出発してるなど色々な問題は発生したけど…)

狭い場所だけでの関係じゃなくて、色々な人と出会えるのでいいのだ。
(リアルぼっちちゃんなところもあるので友達は少ないですけど…狭く深い関係の大変貴重なお友達は私を見捨てずにいてくれています…ありがとぉぉ…)

人間関係リセット症候群とまではいかないけれど、定期的に現在の人間関係から距離をおいて(縁切りたいとかそんなことじゃない)、誰も自分の知らないところに行きたいと思ってしまう。

高校3年生の頃がまさにその時で、大きなキャンパスだと同じ高校の人が多いという理由で絶対誰も選ばないであろう小さなキャンパスを選ぶ。
まぁやりたいことがあったからいいんだけども、2時間半の通学時間がかかるのはなぁ…と思いながら4年生になった…。

まぁ今もその時かもしれなくて「地元を出たいなぁ」とか「全然誰も知らないところに行きたいなぁ」と思っている((現実色々あって無理やけど))。

個人的な話で脱線したけれど、ぼっち・ざ・ろっくの話に戻す。

ぼっちちゃんも遠いところに出てきたことで、結束バンドのメンバーに出会えたのではないかと勝手に思った。

外に出て行くって色んな出会いがあっていいのかもしれない。

おしまい。

ーーーー
p.s.
私も中学~大学まで色々なタイミングでバンドやりたいなぁと思って生きてきた。
邦ロック好きだし、バンドマンの中でもギター好きになりがちだし。
中学→そういう機会がない
高校→バンドを組むような数の友達がいない。
(高校文化祭のボッチ話:高校1年生の頃の文化祭で、同じクラスの友達と文化祭を回るもんだと勝手に思っていた。仲いいと思ってたし。
文化祭2日前に、その子は別のクラスの友達と過ごすということを風の噂で知る。リアルぼっちちゃん誕生。
部活の友達に話したところ一緒に過ごしてくれることになった。別の友達と回る約束だったのに3人組だから大丈夫と断って来てくれた。神か。ボッチを回避することができた。そして私はクラスの仕事をすっぽかして部室にいた。すっぽかしたという存在にも気がつかれていなかった。元気なクラスだったもんな。私は存在してなかったんだ。うん。)

大学→バンドサークルに入るのが怖い
(見学しようと誘われたものの見学すらしなかった。誘ってくれた子だけ入って楽しそうでなによりだった。)

そんなことより私はロックバンドが組めない。
だって、持ってるギターはアコースティックだし(アコギでもたまに見かけるけども)。
そもそも1回も弾けたことないしな!!!!!!!!!!!!!

ギターのピック

リラックマのピックかわいい。
弾けへんけど。

END.


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