やなことそっとブロック

Twitterで軽率にブロックするようになった。

思想の偏った人やキツい物言いの人が苦手なため、そういう人をみかけたりした場合、すぐにブロックするようになった。特にTwitter上で絡みがなくてもやる。タイムラインに流れてきてほしくないからだ。最初は抵抗があったのだけど、嫌なコトは排除すべきだと考えるようになり、このような境地に至った。

のだが、こないだそれでちょっとした不都合が生じた。

飲み会で初めてお会いした人が、その場で僕をフォローしようとしたらしいのだけど「ブロックされてるんですけど…」と画面を見せてきた。確かにブロックしている。内心めちゃくちゃ焦った。「あれ?なんでだろう??」みたいなシラを切りながらとりあえずブロックは解除したんだけど、多分僕が苦手なツイートをしている人なのだと思う。その後は少し気まずい思いをした。

嫌な思いをしてまで人と交流はしたくないし、不利益しか与えない人と付き合うほど、時間は残っていない。冷たい言い方かもしれないけれど、人間関係の取捨選択の権利くらいは多少持ちたいと思うようになった。

前職をケンカして辞めた時にそれを強く感じた。あの三ヶ月ほど無駄な時間は無かったと今でも思っている。茶番に次ぐ茶番に付き合わされ、辟易した。

それをオンライン上でも味わいたくないという理由で、ブロックを多用している。社会問題しか喚かなくなった芸人、極端なフェミニスト、中身の無いグルメ紹介アカウントetc…。逆を返せば僕も誰かにブロックされているのだろうけど、それはもう仕方ない。

そういう風に割り切って考えられるようになったのは、果たして諦念か成長か。

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