帯なら短くタスキなら長く

「りょうくんグルメ」というアカウントをご存知だろうか。

「まじでこの世の~」という書き出しで始まる、お店と商品を紹介するアカウントなのだけど、一部ではそのアカウントがタピオカを広めたとすら言われているらしい。ぶっちゃけ僕は文体が気に食わないのでブロックしている。興味のある人は検索をして見てくれればいい。

じゃあそのアカウントの何が気に食わないかというと、余計な文章が多い。あと別に味については特に細かく書いてない。料理の写真と、彼女とおぼしき人との匂わせ写真。こんなとこだろうか。要するに鼻に付く(個人の意見です)。文章も、極限まで削ると

「場所」の「店名」の「料理名」はおいしい。

で済む。言い回しとかの面白さでアカウントが周知されたのもまた事実だろうけど、本当に欲しい情報が余計な文章で濁されているから合理性に欠ける。情報アカウントならもっと必要な情報だけくれ(と思うのはドライなのだろうか)。

これと似たような話をさっき見た。いわゆる「2.5次元」を「ナマモノ」と呼ぶらしいのだが、要は実在する俳優さんに対してSNSでは配慮して発言しようという風潮があるようで、その件で怒っている人。Twitter経由でその人の主張を書いたnoteのリンクに辿り着いた。

リンクはあえて貼らないけど、とにかく長かった。ブラウザ右端に出るスクロールバーが一向にスクロールしない文章量。しかも半分以上は多分要らない文章。ご本人が問題と主張する点を述べるために前提として書いたというのは理解できるけど、それにしたって長い。目が滑る。

あと「怒っている」という主張が大前提にあるのに、その文章が砕けすぎていて本心が伝わりづらい。その茶化し、必要?っていう。本人は大真面目だろうが、文章でしか判断できない以上、僕にはこの人の本心はあまり伝わらなかった。そんで何度でも言うがとにかく長い。

文章のタイプにも依るだろうけど、主張に対して冗長に蛇足を付け加えていくと本筋がボヤける。論文のように結論、そしてそれに至る理由、主張を、せめてA4用紙1枚程度のボリュームにまとめようぜ。

つまり今日のnoteを超要約すると

「主張メインの文章は手短に」。

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