波紋の拡げ方
Twitterを本格的に使い始めた。
いや、元々使っていたし、もうすぐ10年経とうかという勢いなんだけど、あえて言うなら今が本格的に使い始めた時期だと思う。何をしているかというと、日々のツイートに混ぜたプロモーションを始めた。もうちょっと俗な言い方をするならば間接的な営業だ。
詳細は省くけど、ちょっとしたテストをしている。投稿時間は固定して、曜日をずらして似たようなツイートを繰り返し、インプレッションの変遷を見ている。つまりどの曜日が一番人目に触れるのかを試している。
曲というのは作って終わりではなく、人に届くまででワンセットだと思っている。いくらいい曲であろうとも、人に知られなければ意味がない。それが埋もれてしまうのは実は曲が良くなかったか、あるいはプロモーション不足だ。
かつて大学の先輩がバンドでデビューした。今も人気のバンドと同時期のデビューで、フジロックの若手ステージにも出たコトがある。にも関わらず、その先輩バンドはとっくの昔に解散している。
レーベルがあまり積極的なプロモーションを行わない方針だったようで、そういったコトも相まって認知度は低かった。とてもいい曲ばかりだったし、新宿のタワレコでもレコメンドされていた。それでもアルバムはわずか3枚、フェスにもあまり出ないままに、いつの間にか解散していた。というか解散のお知らせすらなかったので、正直どうなったのかもわからない。活動していないのは確かだけど。
片や同時期に出たバンドはアニメのタイアップが付いたり、CMで流れたりと、お茶の間にも知名度は広がっていって、今でも第一線で活躍している。ソニー系列というコトもあり、アニメのタイアップが付いたりと、お茶の間への浸透度は段違いだった。
今は個人発信ができる時代だから、会社に任せなくてもプロモーションはできる。いい時代になったと思う。反面、みんなそれが出来るというコトは、突出するコトもまた難しいワケだ。
そこで色々と考えた。僕の曲を知ってもらうためには、まず人目に触れなければならない。それを数字で分析してみようと。Twitterで試しているのがそれで、今は効果的な時間帯などを探っている。
そういう意味で「Twitterを本格的に使い始めた」。
「Twitterをプロモーションに使うなんて…」みたいな堅い考えがあったんですけど、そういうのも考え改めていこうかなっていう。
そんなわけで毎日曲を作っている。運動不足が加速しそう。
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