実録!女の裏表

いつも仲良くしている音楽関連の連中と、三が日空けに突発で新年会をやってきた。新宿だったのでさすがに混んでいた。

色々と声をかけたのだけど、その中で昔の交際相手にも声をかけた。

バンドをやっていた頃に2年ほど付き合っていた子。別れ話をされてから音信不通になったのだけど、数年前に共通の友人の結婚式でばったり再会した。その頃にはその子は婚約しており、昨年第一子が誕生した。別にもはや過ぎた話なので何とも思っておらず、それは向こうの方が感情的にも強いのだろう。以降はSNSやらでワリとフランクにやりとりをするようになった。

そういった経緯もあり、この辺の界隈とも久しく会ってなかろうと声をかけてみたのだが、丁度家族イベントがあるらしく不参加となった。

…という不参加の旨を二次会の時に女性陣に話したら「来なくて良かった」と言っていて面食らってしまった。仲良さそうにしていたのでスペシャルゲストくらいの気持ちで呼んでいたのだけど、そうじゃなかったらしい。

元々ワガママの目立つ子ではあったのだけど、どうやら同性からはそれが顕著に疎まれる対象だったようで、そこから派生して「のあちゃんが居なかったら来なかったね」「別れた時、正解だと思ったよ」とまで言われてしまった。別れたの何年前だと思ってんの。

お酒の勢いもあってか、昔の彼女の嫌いなポイントを女性陣2人からツラツラと挙げられ、なんだか申し訳ない気持ちになってしまった。

一枚向こう側の仮面を覗き込んだ時、笑っている顔は引きつったものなのかもしれない。どんなに年を重ねてもこの辺の女性の心理というものがわからない。次回以降にこういった飲み会を企画する時は、もうちょっと女性陣の意見を取り入れた上でやった方がいいのかもしれない。

お酒がヘンに回ったコトもあり、そのままオールして帰りの山手線を2周した。

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