2/13 NISAの日 TV

「2月13日(NISAの日)たけぞうさんTV出演お願い出来ませんか?」声の主はCNBCのアナウンサーの岡村氏。岡村氏とは昨年か一昨年か忘れたが、証券会社の先輩経由で知り合いました。「彼は広島出身、私は山口出身で広島カープファンという繋がりなどもありすぐ意気投合。お願いされたら断れず、オファーを受ける事に。実は1月の日経モーニングプラス出演も岡村氏に頼まれて出演でした。

記念になると思いどんな話をしたか、まとめておこうと思いました。前日に岡村氏と軽ーい打ち合わせはしましたが、ぶっつけ本番で行きましょうの一言で終了。気づけば当日、そして放送は開始していました。まず私が昨年までやっていた証券ディーラーとは?証券ディーラーって認知されていると思っていましたが、結構知らない方が多いのを退職してから知ることとなりました。

証券ディーラーとは・・・証券会社などが自社の資金を株式市場などで運用することを「ディーリング」といいます。そのディーリングを行う担当者のことを略して「ディーラー」と呼びます。

私は証券ディーラーを約24年間やってきました。良い時もあれば悪い時もありましたが、本当にやり甲斐があり楽しい仕事でした。 その中で大事にしてきたことは?との問いに以下の3点を挙げました。

1。ストーリーを作る・・これは、なぜ新聞をたけぞうさんは読まれるのですか?と問われ、私が入社当時に先輩や上司に言われた言葉が、「新聞をただ読むだけではなく、その裏を読んで自分なりのストーリーを描きなさい」と言われた事を今でも忘れずにやっています。最近は日経新聞が【テーマ】をピックアップしてストーリーを紙面紹介で継続的な材料となることもあります。
一昨年はEV関連、昨年はキャッシュレス関連です。また新聞一つの記事からも株価に影響を与えるものもあります。

2。自分の手法を見つける・・正直難しいです。私も正直何が正解なのかは見出せていません。見出せないから株の世界は面白いのだと思います。私が重視している事に各国の政治の動きを見る事です。日本は安倍政権が長期に渡り政治的な動きはありませんが、以前の日本は総理大臣が毎年変わるような状況もあり株価に影響を与えました。そうした事を知っているだけにどうしても各国の政治の動きを気にしてしまいます。ファンダメンタル、テクニカルが全く通じない相場も経験しました。その時々に対応出来る手法を用いる事が出来れば強いと感じています。

3。「損切り」する勇気を持つ・・本当に損切りするのは嫌です。証券ディーラー時はロスカットルールがあり強制で反対売買もさせられました。しかし、それが逆に翌日、翌々日に身動きが取れる体制に切り替わるので新規ポジションを取ることができます。証券ディーラー時はそうは言ってもやはり他人のお金です。個人投資家は自分の本当に本当に大事なお金を減らし投げなければなりません。今、私もディトーレダーをやっているのでわかりますが、まず危険だと思ったならば勇気を持って損切りしましょう。

岡村氏の依頼とは言え、私みたいなものが図々しく出演して不快な思いされた方もいらっしゃると思いますが、お許し下さい。

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