ジェシー・リバモア氏の名言

ジェシー・リバモア氏とは

アメリカの投機家、相場師

ジェシー・リバモア氏は、世界大恐慌の引き金を引いた1929年10月24日の「暗黒の木曜日」に向けて空売りを行い、1億ドル (現在の日本の貨幣価値で約6700億円) を超える利益をあげた伝説の投機家です。
1億ドル以上の利益を上げたときは「ウォール街のグレートベア」と呼ばれるほどでした。

彼はトレンドに従うことに関しては一貫していますが、年代や時期に応じて異なる手法をとっていました。
そして1940年、63歳で自ら命を絶つまで4度の破産と再起を繰り返していました。

ジェシー・リバモア氏の名言

1.ウォール街には新しいものは何もありません。今日の株式市場で起こったことは、以前に起こったことであり、また起こるでしょう。

2.「売る」「買う」どちらにせよ、まずは相場変化の確認のため打診して探る。結果が予想通りなら本格的な売買へと進むのが手順。一気に大勝負には出ない。

3.証券取引所では、大物相場師だって先のことは見当がつかない。並外れた成功を収めた者も、たいていは小口のトレーダーとして出発した。彼らが闇ブローカーから主に学んだことは、損切りができなければ市場から消えるしかないということだった。

4.株というものは、買い始めるのに高すぎるということはないし、売り始めるのに安すぎるということはない。しかし、最初の建玉で利益が上がらないかぎりは、続けての建玉は手控えるべきだ。

5.強気か弱気かではない。正しいか否かということなのだ。明白なのは上げ相場では強気筋、下げ相場では弱気筋になれということだ。

6.どのセクターでも、最も強いトレンドを示している主要株を取引してください。

7.市場で自らを鍛え、何かを学び取りたいと念じるなら、身銭を投じて、自らの手口を注視し、失敗から教訓を得ることだ。

8.相場に、絶対確実などということはまずないと思うべし。いつ地雷を踏むかわからんのだから。

9.株価が変動する姿にのみ意識を集中させよ。変動の理由に気をとられるな。

10.毎日取引しないでください。市場において明らかに強気または弱気である場合にのみ取引する。

11.市場は決して間違っていない。人の意見はしばしば間違っている。

12.株投機は世界で最も魅力的なゲームだ。しかし怠惰な人、感情をコントロールできない人、それに手っ取り早く儲けようなどと思っている人は、絶対に利益を上げることはできない。市場は変わらない。変わるのはその顔ぶれが変わるのだ。

【メルマガ】

毎朝メルマガを配信しています。 皆さまの日頃の投資術にプラスして何か一つでもヒントとなる情報がご提供できれば幸いとの思いで書いています。
ぜひ一度ご購読ください。よろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?