とびら1

SIGMA fpのカラーモード「ティール&オレンジ」をLight Roomで再現したい!

SIGMA fpの現像はボディ内現像で済ますのが良いと一度は思ったものの、細かい調整が難しい(できない事も多い)点と画像管理の点で、やはりLight Roomで一貫して処理したい、と思うに至りました。

ページの最後にLight Roomの「ティール&オレンジ」を模したテスト版のプリセットを置いています。よろしければテストしていただき、ご意見や改良などしていただければ幸いです。

fpのボディ内現像やSIGMA Photo Proの現像に不満

fpのボディ内現像でも、SIGMA Photo Proでも基本的な現像は可能です。Photo Proは動作が極めて重いことを抜かせば、ボディ内現像よりも細かい調整もできます。

ただ、どちらも細かいレタッチや任意のサイズへのクロップといった画像を「修正」するための機能がほとんど用意されていない。

ちょっとしたゴミを削除したり、余計なものがフレームに入っているから少しクロップするか、と思ったときは、画像データとして書き出して改めてPhotoshop等で処理しないといけない。

これはちょっと面倒くさい。ただ、こういった機能が無いのは、おそらく意図的にSIGMAの哲学的な思想をソフトウェアに反映させているからと思われます。

なので、今後こう言った、後で事細かに修正するような機能がアップデートで追加されるとも思いにくい。

画像の管理から現像まで一貫して管理したい

Light Roomは画像を全てソフトウェア側で読み込み、カタログとして管理します。これ自体が面倒だという意見も聞きますが、一度取り込めばタグやラベリングで管理できるので、検索性も高く一覧で見やすいため、個人的には大好きです。

Photo Proは一般的なソフトウェア同様、PCのフォルダをそのまま管理する仕様です。画像の一覧性や検索性において特別に配慮されていません。
なので、後で特定の画像を探すときは大変です。

とりあえず今、画像のフォルダ分けについては、Light Roomの自動日別仕分け機能的なものを使っています。
なので、撮影日さえ覚えていればその日付のフォルダにアクセスすればいいのですが、その後の現像がPhoto Proというところで「現像したくないな」と思って手がつかない。

やはりできれば画像の取り込みから現像まで一貫して処理できたほうが、楽ちんです。

そしてやはりLight Roomの現像はやっていて楽しい。これが一番の理由。

ティール&オレンジの色合い再現を試みる

fpには特色あるカラーが用意されていますが、今はティール&オレンジを使っていろいろ撮影してみています。
メイン機のPentaxにはない色合いなので新鮮で楽しい。

まずは今はまっているこのティール&オレンジから再現したいと思います。
ここしばらくで撮影した撮って出しデータの色合いを元に、Light Roomでいろいろパラメータをいじくりまわしました。

結論として、再現度70%~80%程度にはなったかな、と思います。
%の幅がある理由は、それぞれの写真でそこそこ再現できたかな、というレベルに仕上げているのですが、どうしてもそのレベルでは再現しきれない写真が一部発生したからです。

ただ、個人的には結構満足しています。まずはこのプリセットを適用し、後は個別に微調整していけば、90%程度の再現度にはなるのではと思っています。

どの程度の再現度か、実際にご覧になってください。

ティール&オレンジプリセットのサンプル

これらは全て同一のプリセットを反映しています。
ホワイトバランスは撮影時のままとしています。

SIGMAシミュレート_1

SIGMAシミュレート_2

SIGMAシミュレート_3

SIGMAシミュレート_4

SIGMAシミュレート_5

SIGMAシミュレート_6

一番難儀したのが、一番最後の写真です。もっと黄色みを強くしたいところですが、それを撮って出しに合わせると、他の写真では黄色くなりすぎるのです。

もっとLight Roomの色調整に対する知識があれば再現できるのかもしれませんが、今の自分にはこのくらいが限界。
そして、もしかしたら違う写真ではもっと色が転ぶかもしれません😅

今回作成したプリセットは👇になります。

よろしければ試してみてください。もっとこういう設定にした方が再現度高くなるよ、といった情報があればぜひコメントいただければと思います。

よろしければ次回もご覧ください。では~

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