浜スタ

どう考えても正解!!!!!!ファン歴浅かろうがライブ経験ほぼ初参戦だろうが、とにかくあたしは好きの一念であそこまで行った!

横浜スタジアム 2019.09.08

今年の頭、参ってたあたしの耳に入ってきた"WATER"

J-Waveで毎日かかってて、「予想外の日本語でかつ80年代後半からの井上陽水みたいな謎世界観の詩で、歌もバンドもめちゃめちゃにうまくてしかもサイケというかプログレっぽい毒感もあり毎日聞いてても何故かもっと聞きたくなる」という完全にツボなことが日に日に理解され、気がつけばこの曲からSuchmosいいよね人間になってしまった。

その前にも"VOLT-AGE"が盛り上がんないテーマソングとか言われてなにそれかっこいいじゃんね、とか思って気になったこともあったけど、これは決定的だった。

サマソニに行こうと思ったキッカケも彼らを見たい!と思ったがため。

でもそのサマソニで寂しい思いを、あたしだけかもしれないけど、した。

なんだか周りが空きはじめて、しかも曲中に後ろへ出ていく人が結構いて、「この曲知らない~」「行く?」なんて声が聞こえて、音楽を味わってる感じもそんなにしなくて、終演後に次のグループ目当てだったであろう前方の人がどんどん前へ前へ行ってた。

それがあんまりにも悔しくて、悲しくて、でも彼らのステージがとにかくあたしのハートのど真ん中に残ってしまったので、酒の勢いを借りてチケットを取った。追加席が出ててよかった。

台風の影響は、そりゃ見たいけど気にはなる。実際あたしも家出る頃に豪雨が来て「行くのどうなんだろ」とも思った。思ってしまった。

現地まで行ったらそんなことどうでも良くなった。彼らを好きな人がここまで、こんなに来ている。

諦めた人の声もネットでは聞かれた。まっとうだと思う。あたしが遠征組だったらまず来なかった。自分の生活の方が大切だ。命には替えられない。

だけれど、あたしは自分の意志で、この足でここまで来てしまった。彼らがここまでしてやろうとしたものを、この日、ここで感じることができなかったら、きっと死ぬまで満足できないと思ったから。

一発目からやられてしまった。なんて気持ちがいいのかって。彼らは会場全体、来られなかった人たちにまですべて捧げようとしているみたいだった。

"STAY TUNE"まで引っ張っていった直後、"In The Zoo"。覚悟なんだな、と思った。ショービズのでっかいハコに詰められて、たとえいつか「くしゃくしゃに丸められて捨てられる」未来があるとしても、彼らは積み重なってきた"今"のSuchmosを余さず見せている。

驚いた。新曲。タイトルはよく聞き取れなかった。太陽?愛情?日本語の響き。メロディが美しく、歌声が、詩が、違った。迷いながらもどこかへ向かおうとする姿。自分で選ぶ自由こそ自由だ、そんなことを思った。

"THE ANYMAL"は苦難の産物だったと聞いたけれど、内容もなかなか危うく、正直なところ今日の公演を期に活動休止なんてありえない説もちょっと説得力持ってしまうくらいに「ここではないどこか」へ片足突っ込んでいた。

けれど、彼らは自分たちの足でSuchmosの世界を広げに行くんだな、とこの曲を聞いて感じた。これからもずっとそうすることを決めたんだなって思った。

"OVERSTAND"を聞かせ、そして"MINT"へ連れて行ったのも、過去も未来も今この瞬間も「俺たち」だと示したかったからかなと思った。

振り返ると、聞かせる音楽のゾーンに入ったのかな。"TOBACCO"で「腹の中から喫煙所友達」なんて、イカしたジョークが。"WHY","BODY"とセクシーで夜っぽいサウンド。とんでもなくいい。ノれる。けれども体全体に、心に刺さる。"Hit Me, Thunder"では雨もやや強まって、あんまりにもメチャクチャすぎるほどだった。台風の中、この曲を聞く満点のスリル。それこそ鳥肌が立つ。轟くアンサンブル。これだ。

続く"Pacific Blues"。映像も相まって感無量。それこそ小さいライブハウスから彼らを見ていた人たちはここでどんなことを思ったのだろう。あたしはここで本気で昔の彼らを知っていたら、とありもしないことで後悔した。けれど寂しくはない。彼らはこんなにも分け隔てなく彼らの音楽を、彼ら自身を見せてくれているから。

"A.G.I.T"からは完全にクラブのサウンド。余すところなくブチ上がっていく。スタジアム全体が踊って、熱狂のうちに終演。個人的にはサマソニでもっと盛りあがりたかった"Burn"がよかった。赤を基調にした光、映像の演出がものすごく燃えた。ものすごいアガるアレンジの"808"も最高だった。スタジアムの背後まで使った演出にはドギモ抜かれた。"GAGA"も"VOLT-AGE"も思い残すことはなんにもない。「褪せたデニムのように」のところで照明がブルーになって個人的にかなりグッときた。このフレーズが好きなので。

終演。

スマホのライトが会場を明るくして、アンコール。

"Life Easy"をシンプルに聞かせる演出。感無量。彼らの行く末がどんな形であってもついていこうと決めた。Suchmosがいる、いたという事実がある。だからあたしは万事OKなんだ。

結果的に帰宅難民になりそうなところだったけど首都圏の計画運休に巻き込まれない感じで退場になったのでこうして日記書いてる。たとえ帰れなくなってもあたしは彼らを愛している。それで十分じゃない?(じゃない)

とにかく最高だった。ありがとう。これからも。

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nobettie

生きてんのよねぇ~~~これが~~~
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